2000・10
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2000/10/30 (Mon) 序章 閑話『ミルフィールと出かけよう!!』

ミルフィール「らんらんらんらん!!」

さて、今私とミルフィールは何をしているかというとデートだ。
まあ、枯れた夫婦ってわけじゃないんだからデートぐらいしてもいいだろう。
あれはあれで非常に若奥様なのだ。
色んな場所に出かけたい衝動に駆られないわけでもない。
なので、私も一緒にきているというわけだ。


ミルフィール「首都のクロノス市も大きくなりましたね~~。」

クロン「そうだな、高い建物が並ぶようになってきたな。」


周囲を見ると、石造りの高い建物が沢山立っている。
私はミルフィールなど比較にならないほどの高さだ。工業やサービスもだいぶ盛んになってきて、ホテルやら流通会社も大きくなってきている。
これだけ見ると、一つの首都としては申し分ない。
私も区長として政務をしているが、ここまで大きくなるとは嬉しい誤算だ。


ミルフィール「今日はパフェを食べに行きましょう!!」

クロン「それはいいが、店は分かっているのか?」

ミルフィール「はい!!ここです。」

クロン「え~と、何々……ワイルフ味のカフェ『ネコミン』?」

ミルフィール「はい。凄く有名でおいしいって評判なんですよ。」

クロン「そうか。まあ、入ってみるか。」

クロン「は~~~い。」


…………………………………。






………………。





クロン「…………。」

ミルフィール「おいし~~~!!!!」

クロン「そ……そうか。」

さて、いろいろ総括をしよう。
流石はクロノス自治区クロノス市セントラル街のカフェだ。
内装は全く問題ない。一流ホテルのレストラン並みの内装には文句のつけどころがない。
マナーも最高、何も問題がない……わけではない。




料理がマズい。
いや、訂正しよう、私はマズく感じる。
どうにも周りの客を見ていても凄く感動しているし、実際にミルフィールもおいしいのだろう。
ミルフィールは嘘はつかない性格なので、ミルフィールにとっては真実おいしいのだろう。


しかし、私は不味い。
よくよく周りを見ると、ネコ耳イヌ耳ニャンニャンワンわんわん状態でワイルフだらけだった。
どうにも推測するに、ここはワイルフの味に合わせているらしい。

私としてはテーブルひっくり返したい勢いなのだが、そんなことをすれば私の首長の座は瞬くになくなることは間違いない。
そんなことをしても仕方ないし、ミルフィールを悲しませても仕方ない。


ここは合わせてやるのが大人の嗜みというものなのだが、いかんせんこの究極急転直下のマズさはどうにかならんのか……??
というぐらいに不味い。まずい。マズい。


そもそもこんなものをおいしいと言っているワイルフは明らかに味覚馬鹿なのかと錯覚してしまいそうな勢いだった。
まあ、そんなことはどうでもいいのだが。



ミルフィール「また行きましょうね!!ここ。」

クロン「……ああ。」


また行くのか~~!!!!!!??????
どうにも種族の壁を感じる一日だった。

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