ミルフィール「は~~~い。夜食で~~す。」
クロン「ああ。」
オウファン「ありがとうございます。」
ミルフィール「あ、クロン様はダメです。」
クロン「うぐ。なぜだ。」
ミルフィール「これ以上太ったらメタボになっちゃいます!!」
オウファン「魔王閣下は太っていらっしゃるのですか?」
クロン「真面目な顔で聞くのはやめてくれ……。」
ミルフィール「最近お腹のあたりが……。」
クロン「その話はやめだ。」
ミルフィール「は~~い。」
ミルフィールがやってきたおかげで空気がなごんだ。
クロンにしてもオウファンにしても今日はつめて話をした。
これ以上は生産的な話ができないと踏んだ二人はここでお開きとなった。
あたは具体的に行動を模索しながら進めていくしかないだろう。
そう感じた。
オウファン「それにしてもいい奥様です。」
オウファンはミルフィールが去った後に言った。
その表情はどこか嬉しそうだった。
クロン「そうだな。」
オウファン「今だにアツアツなんですか?」
クロン「まあな」
オウファン「平和ということの大切さをいつも教えてくれる方ですね。」
クロン「……私にとっては……彼女がいるからこそ……今の私がいるようなものだ。」
オウファン「魔王が世界平和を望んで何が悪いですか?」
クロン「……そうかもな。」
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