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2001/01/20 (Sat) 4章プロローグ

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魔王を殺そう。
……こう思いたったが、まあ……悪いやつでなければ殺す必要はないか……という結構軽いノリで思いついた。
どちらかというと遊びに行く感じであろうか。

わたしにとっては殺しも遊びなのだから。
そう大したことじゃない。
酔狂で勇者と魔王が仲良くなったって別に良いじゃないか。
まあ、そんな感じで決定したわけだ。







結果。
軍に対して申請はすぐに通った。
最近凶悪犯罪がめっきり減ってしまい、私向けの仕事がなくなったことだ。
それ自体はいいことなのだが、その場合はどうもヒマで仕方ない。
1か月から2か月の休暇がもらえるようになった。

私はほぼ24時間稼働で犯罪者殲滅に動いている関係もあり、休みは1年にまるまる2か月もらえる場合が多い。
それを使うかどうかは本人に任されているが。
この辺は……なんだっけ……労働基準法の問題があるらしい。
私は知らんけど。









悪者が少なくなると勇者という商売は上がったりなのだ。
別に私は正確には軍人であって、勇者なわけではないのだが……。
その辺は気にしない。


早速……私は準備に取り掛かる。
封印指定をくらっていて、最近使用してなかった聖剣グラストも使えるようになった。








ガシャン。

この剣が私が勇者と呼ばれる所以である。

聖剣グラスト。
かつての英雄セロ・デュミナスが竜との戦争に使用した規格外の武装である。
この剣があったからこそ、竜との戦争に打ち勝ち今の人類の繁栄があるんだってさ。
そんなこと300年以上前の話だから私の知ったことではないが。

そして、厄介なのがこの聖剣グラストはじゃじゃ馬なのだ。
グラストが認めたものでないと触ることもできない……結構選定基準が厳しいのだ。
なんていったって、セロ・デュミナス以降300年間全くどの人物も触れることさえできなかったのだ。
つまり、私は300年ぶりに現れたグラスト保持者ってわけだ。


ちなみに言うと、私は正確には聖剣に選ばれたわけではない。正直な話をすると、無理やり使用しているのだ。
なので、この聖剣グラストはなだめながら戦うっていうのは結構大変なんだよ……。
いちいち殺すたびに悲しんだり……あ~~う~~~……とか……。
良いじゃねえか。悪いやつしか殺していないんだから、泣くことはないだろう……。

この聖剣も最近は物分かりがよくなっている。
私が悪いやつではないということを。
なあに、対象物から竜から悪者に変わっただけさ。
裁判で死刑があるように……この世の中には殺さなきゃいけない奴が結構多いってことさ。

……まあ、私はそういう世界だからこそこの世界が好きなんだが。



カレン「さあ、行こう。グラスト。私と一緒に何が正しいか探しに行こうぜ。」



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