アルファンガード「ふうん、けど、それ明日にしない?」
私は正直な話をするとレイビアの救出するロジックの話を聞けただけでおなかいっぱいだった。
これ以上聞くと、なんだか私の脳が処理できなくなりそうだった。
できなくなりそうではなく、できないだろう。
それは未来視を超えて、予知に近かった。
アズクウェイド「なぜだ?」
けど、コイツは不満そうな顔をする。
コイツの思っていることは分かる。
思い立ったら吉日。
すぐさま行動するのがアズクウェイドの本質だ。
私は逆。
迷い続ける。
結局、それが功を奏す時も多かったりする。
だから、アズクウェイドも納得する。
アルファンガード「昔はね……ダメだったけど……今はかなえたい願いがあるんだ。」
アズクウェイド「時間がかかるのは願い下げだぞ。」
アルファンガード「一日で済むわ。………私たちは大人になったわ。」
アズクウェイド「そうだな。」
アルファンガード「酔いつぶれるまでアズクウェイドと酒を飲みたい。」
アズクウェイド「……。」
アルファンガード「………。」
最初にため息をついたのはアズクウェイドだった。
要するに、私の意見を飲んだということだ。
アズクウェイド「わかった。付き合ってやるよ。だが、明日は付き合えよ。」
アルファンガード「ありがと。」
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