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2010/10/09 (Sat) 18話


ポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタ。


鮮血がこぼれる。
こぼれたのは紛うことなきテンノミナツである。
確実にダメージは与えられている。
それだけは間違いない。
引き付け・誘導をしっかりすれば勝てない相手ではない。
無論、こちらが負ける可能性も多いになる。
それは間違いない。







テンノミナツ「ҀӞӣשऐकऎअ(空間飛翔)!」



グウン!!!!!!!!
再び、空間が水面の波紋のように揺れる。








カレン「また逃げるのか!!」

負傷するたびに逃げる作戦は悪くない。
敵側としては当然の作戦である。


……が戦うたびにそうされるとかなり面倒である。


相手はテンノミナツ。
やろうと思えば宇宙にだって逃げれる。
それをされるとカレンが追いかける術がなくなる。






アイ「それはさせません!!
   空間詠唱の言葉の霊。
   空間を歪めし、道なき道。
   退路を歪めよ。
   され、空間の迷宮に迷い込め。
   行き交う果ては星の氷の果てなり。
   空間歪曲魔法!!
   ナナス!!」






キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!

テンノミナツの姿が揺らぐ。
そして、光の穴へと入ってくる。


穴は丸ごとテンノミナツを飲み込んだ。
そして、消え去った。
以前と同じように。






カレン「おい!!大丈夫なのか!!??」

ゴウル「危惧される必要もなかろう。アイ殿が逃げ先を指定されたらしい。」

先ほどの魔法は空間を転移を歪曲する魔法である。
テンノミナツが宇宙へ逃げないように、転移先をこちらで指定したのである。

言うことは簡単だが、実行するのは難しい。
なんと言っても、相手は破壊龍のテンノミナツである。
あの膨大な魔力を取りまとめて、利用するのだからかなりの魔力を費やすことになる。

だが、そこは魔力最強部隊イシュタルである。
総勢万単位の魔力を結集すれば、テンノミナツの魔力にだって勝る。
……ことはできなくても、利用ぐらいはできる。





カレン「……そうだな。どこに逃げ先を指定したんだ?」



アイ「北極です。」

カレン「なるほど。あそこならば、損害を気にせず戦える。」

人知未開の地。
北極。
氷の大陸とも言われる北極である。

そこであれば誰も人は住んでいない。
寒くて、生物もほとんどいない。





カレン「よし。ゴウル。いくぞ。」

ゴウル「拙者は無理だ。」

カレン「なんで?」





ガキ!!!
バチバチバチバチバチバチバチバチ!!!

GH1914-DLP004381
対魔導要塞殲滅用 魔力供給式ロケット砲『デロベ・エヴァンジル』が火花を散らしていた。
テンノミナツとの激闘で故障したのである。




アイ「急転直下で回してきたものですからね。
   戦闘用に耐久性を仕上げていなかったんですよ。」



ゴウル「これがなければ拙者は戦えれない。
    これに近い武器でもあれば別なのだがの……。」

カレン「分かった。
    その辺は任せる。
    アイ!!
    私単身を北極に送れ。」


アイ「了解です。」

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