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2011/01/16 (Sun) 22話

kuronmagan2_convert_20101113045202.jpg


ジジジジジ。
煙草の火が燃え尽きようとしている。

それと同時にクロンの秘密裏に唱えていた詠唱が終わろうとしていた。


クロンにとって、この状況は誤算。
あの状況下で、カレンがミスをするとは100回に1回あるかどうかだ。
魔王侵攻のときでもなかったミスだ。


……それでも、半分は達成している。
テンノミナツとて、先ほどの攻撃は致命的だ。
肺を大幅に消耗している。
先ほどのデュラハンへの形態変化もかなり無理をしてやっていた。

恐らく、竜言語魔法を使用するのが困難になってきている。
それだけ、カレンの攻撃は効いているということだ。










クロン「魔王封印術式玖拾捌(98)式解除。
    さあ、今こそは信託のときである。
    魔王クロン・ウェスターノへの信託が試されるときである。
    我を信託する精霊様たちは我に力を。
    この力が大きければ大きいほど私は力を得る。
    そして、正義を貫くことができる。」



グウウウウウウウ!!!!
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!


クロンの背後に唐突に大きな魔方陣が展開される。
そして、魔方陣の中に邪眼が多くひしめいていた。

魔力の動力源であり、促進源である魔眼を持つのがクロンの詠唱。

魔方陣の規模。
魔眼の数。
全ては今までの従来の魔法を超えていた。
超えていたどころではない。
これは遥かに魔法というカテゴリーを超えたモノになっている。






サツキ「ななんあなななんあなんあななんあななんあなんあななんあなんあなんあななんああああ!!!!」




テツト「幾らなんでも規格外過ぎるぞ!!
    この魔法は!!
    ……これはしかし……。
    星丸ごと一個吹き飛ばすぐらいの威力がある魔法だぞ!!」


それこそが魔王。
その魔法を唱える力たるのが魔王。
魔王は魔法の王様でもある。
それを見せ付ける為の時間稼ぎ。
そして、詠唱。




クロンの周囲が闇に包まれる。
まるでクロンがそもそも闇の存在であったかのように。
混沌の存在であったかのように。
何もなかったかのように。
それこそ虚無の闇へと身を窶(やつ)す。

虚無から瞳で出てきた。
金縛りに遭うような瞳。
魅惑される瞳。
石化する瞳。
それこそそれは。
……クロンが魔眼そのものとなった。









クロン「魔王封印術式玖拾玖(99)式解除。
    その力は我の敵を滅する閃光である。
    それは大陸を揺るがす。
    星を揺るがす。
    銀河を揺るがす。
    時空を揺るがす。
    宇宙を揺るがす。
    さあ、我の精霊の掌握が今終わる。
    この力にて我の敵を滅する光を放て。」



テンノミナツ「εεεεεεεεεεεεεεεεεεεεεεεε」


ガシャン!!
シュウウウウウウウウウ!!!!!!


テンノミナツは再び龍の形態へと戻る。
この形態が一番防御能力が高いからだ。








クロン「魔王封印術式佰(100)式解除。
    さあ、精霊の信託の力を垣間見よ。
    ドゥフウミェールシフ・オラークル(精霊の信託)」


星の明暗を分ける最後の詠唱が終わった。

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