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2011/03/15 (Tue) 9話

自室(夜)800×600


アルファンガード
「・・・どったの?」

アズクウェイド
「臭いで探す。」


そう言えばそうだった。
コイツは目が見えない。
その代わりに聴力や嗅覚が研ぎ澄まされている。
周囲との距離も把握できるらしいからすごい。







アルファンガード
「わかったわ。アンタの鼻を頼りにするわ。
 けど、するのは鼻だけだから。性格は頼りにしてないからね。」






レイビアが見つかるのであれば、
何だってやる覚悟であった。
アズクウェイドが見つけるのであれば、
それに越したことはない。
こういうことは早めにやっておくに限る。
その方が後悔しない。
・・・・どのみち。
見つからなかったら、後悔する気がするが。












アズクウェイド
「・・・命の道しるべよ。
 我に人生の方針を示せ。」

キュイイイイイイン。






アズクウェイド
「我の名前はアズクウェイド。
 視覚を失いし者なり。
 これから指し示すは嗅覚の強化なり。
 それによって、信念を為す。
 臭いは万物の性質を表す。
 それを嗅ぐ力を持つは性質を掴むことなり。
 本質を掴むことである。
 それが嗅覚の為すべき意味である。
 我に視覚に代わって、嗅覚を与えよ。
 そして、本質を掴む力を与えよ。」
 下級精霊『ラボ』、命術魔法
 『本嗅質覚(ほんきゅうしっかく)。」




グウウウウウウ。





詠唱と魔法だ。
アズクウェイドが唱えた。
詠唱というのはいわゆる魔法を唱えるための文言だ。
この詠唱がないと魔法が唱えることができない。
詠唱が文学的かつ理解度が高いものが威力が高い。
そして、長い方が強力な魔法を唱えることが可能となる。
なので、より勉強したものが強力な魔法を唱えることができる。
・・・まあ、そこまで単純でもないが。







魔法は精霊が恣意的に発生させる自然現象と定義されている。
なので、魔法による現象を発生させているのは正確には精霊となる。
精霊は利用者の詠唱に耳を傾ける。
その文言に酔って、恣意的に自然現象を発生させるのだ。



精霊と言っても千差万別。
数多の属性の精霊と階級が振り分けられている。
総合計すると1億近くの精霊がいる。
かなりの多さだ。
アズクウェイドが使った魔法の精霊。
命の下級精霊「ラボ」という。
命の属性魔法に分類される。
命の魔法はいわゆる人の体に関する魔法が多い。
目や鼻、筋力など人の身体能力を向上する魔法がメジャーだ。
もちろん他にもあるが。
アズクウェイドが使った魔法もそれと同様。
嗅覚の能力を向上させる魔法だ。








アズクウェイド
「よし。これでいろんな臭いをかぎ分けられるぜ。」

アルファンガード
「よろしく。」





コイツの鼻は筋金入りだ。
目を失って、もともとの嗅覚能力も高い。
魔法で強化すれば、かなり万全の近い状態になる。
コイツの鼻で情報を得る。
そして、人海戦術で探す。
そうすれば見つかるだろう。
・・・少なくともそう思っていた。
この時点では。

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