2011・04
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/ >>
2011/04/30 (Sat) 9話

酒場(夜)人物アリ800×600

アルファンガード
「ふ~~、やっぱり、オン・ザ・ロックは違うわね……。」


ちなみに、オン・ザ・ロックは香りはあまり楽しめない。
純粋に香りを楽しむなら他の飲み方の方がいいとされている。
大体口の広い典型的なコップはダメだと言うことだ。
飲むのを純粋に楽しむのに適しているのがオン・ザ・ロックってことよ。
酒飲む人もおためしあれ。
未成年はだめよ。
私?
私はもう子ども産んでいるのよ!!
二十歳は超えているわよ。











カラン・・・・・・。
ゴクゴクゴクゴク。












アルファンガード
「ふ~~~、麦の焼けるような味がたまらないわね。」






文字通り焼ける。
ロックのアルコール50%はいく。
焼けて当然の度数だ。
まあ、氷で薄めているといってもたかがしれている。
ほぼストレートで飲んでいるのだから。
楽しみながら飲むのが適しているだろう。




しかも、胃まで焼けているような感覚がたまらなくいいわね。
・・・・・・それって、やばくない?
と思うけど、得てしてウィスキーとか度数の高い飲み物はそんなもんだ。
体調を気をつけるなら他の飲み方にした方がいい。
私もさすがに妊娠中には飲まなかった。
・・・・・・本当よ。
絶対よ。
誓ってよ。
私は子どもに愛情は注いでいるの。
ただ、育児が苦手なの!!
産むまでは大丈夫なの!!!










クスフィー
「やあ。」

アルファンガード
「・・・・・・クスフィーか」









優男だ。
気分的には会いたくなかったような気がする。
この『女神の恋』の豊潤な香りをぶち壊しにする。
そんな野郎が出てきた。
今は麦の豊和な香りに包まれて生きたい気分だ。
それって単なる酔っ払いなような気がしたが。
そこまで思って、やはり人と話した方がいいと思い始める。
怪訝そうな表情を変えて、他人用の顔に変える。










クスフィー
「どうだい?」

アルファンガード
「アンタに会いたい気分じゃない。
 もう少し一人で酒を飲みたい気分だったわ。」





クスフィー
「本当にキミは正直だね。」

アルファンガード
「素直だといって。
 ・・・・・・まあ、いいけど。どうせ、後30分ぐらいしたら
 さびしくなっていたと思うから。それにね。
 一人で酒を楽しんでいたら、単なる酔っぱらいだしね。」




クスフィー
「ふ~~ん。間が悪かったってことか。」

アルファンガード
「そういうこと。・・・男なんて間は考えないのよ。
 大体、間なんて考えていたら愛してるなんて囁く時間だってありゃしない。」
 いつだって、自分がしたいときにしているのよ。
 男はそういう生き物だから。」









クスフィー
「相変わらず真理を突く人だ。」

アルファンガード
「結婚をしている。
 それに男に抱かれた数なんて指で数え切れない。
 この世界は男と女しかいない。
 エルフや獣人とかもいるけど、男と女しかいない。
 動物だって同じ。
 アメーバは違うけど。
 女だったら、男に興味を持つのが当たり前なのよ。
 ただ、それをしないのは貞操だとか、理性が働くだけ。
 ・・・って、この話はやめ。」







クスフィー
「どうして?」

アルファンガード
「今は酒を楽しみたい。」




クスフィー
「なるほど、ごもっともだ。
 ・・・さて、私は何にしようかな。」

アルファンガード
「飲む?」







カラン。






ストレートバーボン。
「女神の恋」。
優しい女性のような麦の香り。
それでいて、濃厚な焼けるような濃い味。
まるで女神のように濃厚で優しい。
そんなことから付けられた銘柄だ。
6万はするだろう。
マスターが渋るのも納得だ。










マスター
「ちょっと。」




マスターが思わず、静止する。
そりゃそうか。
これだけ高い酒を回し飲みするのはあまりよくない。
マスターだって、私だから飲ませているのだ。




アルファンガード
「いいじゃない。ケチケチしないでよ。」

クスフィー
「遠慮しておくよ。
 マスターの嫌そうな顔を見ながら飲むのは趣味じゃない。」





ごもっともなご意見。
酒は楽しんで飲んでナンボ。






アルファンガード
「酒の弱い奴の言い訳ね。」

クスフィー
「みんながみんなキミほど酒が強けりゃいいだけどね。
 酒がもっと売れるだろう。
 だけど、私みたいな酒が弱い奴はいるものだ。
 そういういろんな人に考慮してほしいね。」







こういうところが優男なのだろうか。
・・・と思う。
言い訳をもっともらしく言うのは優男の特権か。
こいつは確か資産家の息子だったと思う。
それを引き継ぐことも約束されているお坊ちゃんだ。
ま、こういう言い訳が上手くなきゃ交渉なんてできんか。

スポンサーサイト

未分類 | trackback(0) | comment(2) |


| TOP | next >>

プロフィール

LandM

Author:LandM
この小説を書いている人たちを指します。
作品によっては一人で書いていたり、複数で書いていたりします。
LandMとはその総称です。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード