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2011/11/21 (Mon) 9話

執務室昼800

大臣
「条件があります。」

シェクスピア
「何なりと。」



大臣
「成功した場合はそうしましょう。
 ですが、失敗した場合です。
 この場合の失敗の定義は二つ。
 一つは表ざたになった場合。
 二つ目は不平不満が大きくなった場合。
 この場合は我々は正規と同じ強硬な態度をとらせていただく。
 それこそ、この交渉自体がなかったことです。
 そうさせていただきますが、よろしいか。」







それぐらいは出てくるだろうな。
成功すればそれでいい。
問題は失敗したときだ。
国家がクロノス自治区と密約をしていた…。
なんて言うことはできまい。
失敗した場合は、この交渉自体なかったことに。
それぐらいは想定内だ。
失敗しなければいい。
大臣であれば、それぐらいに心配はする。
当たり前のことだ。







シェクスピア
「ご自由に。その時は構いません。
 それではこのたびの交渉はなかったことに。
 貴方とお会いできてうれしく思います。」







スウ――。






再びシェクスピアが近づく。
そして、大臣のもとへと近づく。
香水が鼻腔をくすぐる。
胸の膨らみが肌を通す。






チュ。


頬にキスをする。
熱い吐息が大臣の頬に刺激する。




シェクスピア
「ありがとう。グッドラック。」

大臣
「は・・・はい。それではくれぐれも
 今回のことはご内密に。」

シェクスピア
「もちろんです。
 クロノス自治区とシュライン国家の繁栄のために。」




心にも思ってないことを言う。
クロノス自治区もシュライン国家もどうでもいい。
私が願ってやまないことなんて二つ。
フェルト国家と娘だけだ。
せいぜい踊ってくれればいい。
魔王もシュライン奴隷国家も。
最後のほくそ笑むのは私だ。
そして、フェルト国家だ。

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