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2011/11/25 (Fri) 10話

ライサ酒場夜人物アリ(800)


カラン。


クイーー。






・・・・・濃厚な麦の味が堪らない。
この感覚に酔いしれるなら人生捨てたっていい。
・・・と思うぐらいのこの香り。
それがウィスキーというのもだ。






アレクサンドラ
「ま、なんにしてもその表情だと収穫はあったようだな。
 だったら、俺は去るぜ。あまりここにいても駄目だからな。」

シェクスピア
「グッドラック。満天の星が輝く中で。
 駄犬はきゃんきゃんと満月を見て吼えていなさい。」




これでいい。魔王は腰を上げている。
この状況なら魔王が復活する。その過程で娘が救出できるだろう。
そうなればそれでいい。
もうすでにサイは投げられている。
・・・・・2年前のあの日から。
私は迷わない。娘を助けるためならなんだってしてやる。
後悔もしない。ためらうこともしない。
鬼となり修羅にでもなってみせよう。
そして、娘は助ける。娘は私を母と呼ばなくてもいい。
だけど、このグッゲンハイムの世界を見せてやりたい。
鼓動を感じる流れ星。胎動を思わせる惑星。
空の全ては美しく・・・そして、幻想的。
それに比べて、泥まみれば地上。
略奪・陵辱・乱暴に包まれた地上。
上を見上げれば幻想に包まれ、下を見れば泥にまみれる。
・・・・このグッゲンハイムとはなんと不条理な世界を。











シェクスピア
「私は見せてあげたいわ。娘のレイビアに。
 限りなく浄化され、限りなく混沌に満ちたこの美しい世界を。」

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