FC2ブログ
2012・02
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/ >>
2012/02/17 (Fri) 5話

ライサ部屋昼800
ショコラ
「私はもう平気なんですよ。
 色々外に出たいですね。」

クロン
「確かに毎日同じ風景じゃつまらないだろうな。
 ぐるぐる景色を回っていたらそうなるね。」

ショコラ
「あはは。それじゃあ目が回っちゃいますよ。」

クロン
「ま、それはともかく。」


精神状態・健康状態ともに問題ない。暴走やその他の危険性もなさそうだ。
これなら普通の生活に戻っても大丈夫だろう。
若干の差異があるかどうかはまたユキノに確認をとればいい。
その辺はユキノの方が細かく見れるだろう。
シェクスピアの動向も気にならないわけではない。
・・・・が、その辺もユキノに任せるしかない。
私は私で忙しい。
あまり迂闊には動けない。
動ける立場であればいいのだが・・・。
まあ、政治家らしく動くしかないだろう。













ショコラ
「どうかされました?」

クロン
「明日から剣術を習ってみよう。焔流派のあのお姉さんだ。」

ショコラ
「巫女でそれなりに護身術は習っておりますが・・・・・・。」

クロン
「それだけでは正直不安だろう。力は悪い意味だけでもない。
 力は勇気と活力を与える。現実にキミはもっと強くなった方がいい。
 これから前に進みたいのであれば。このままと言うわけにもいかない。
 私もショコラにはもっと強く生きてほしい。」







ショコラ
「・・・・・・・・。」

クロン
「・・・・・・・・・。」


ショコラは不安そうな表情をしている。表面上は普通にふるまっている。
だが、それは表面上である。内部では相当な恐怖心と闘いながら生きている。
それはシェクスピアはユキノの話からでもわかる。
内部を変えていかないと根本的な解決にもならない。それは間違いない。
このあたりは私からもテコ入れの必要がある。
私から言ってサポートするのはいいことだ。
将来彼女が私の血に目覚めることがあったときにも役に立つ。






ショコラ
「・・・・・・・・。」

クロン
「・・・・・・・・・。」

ショコラ
「・・・・・・・・。」

クロン
「・・・・・・・・・。」

ショコラ
「……分かりました。クロンさんの言うとおりにします。」

クロン
「ありがとう。それでいい。いいんだよ。ショコラ。
 賢者アプロディス・デュランダルは言った。
 



 世界は英雄によって救われるものではない。その通りだよ。
 世界は英雄に救われるもんじゃない。私たちの力で救うものだ。
 グダグダ世界が平和になってほしいと願うのではない。
 



 闘ってでも、世界を自分の望むものにしていくべきなのだ。
 キミを強くするのは他のものじゃない。キミ自身だ。ショコラ。
 君ならできる。この世界を望むものにできる。 
 そうすればキミは誰にも負けない力を得られることができる。
 力あるものの望みどおりに世界を変えるのだ。
 それは悪じゃない。世界の真理であり、道理なのだ。
 強くなってくれ、ショコラ。」

ショコラ
「はい。」





不安に思っていることは多いだろう。
だが、シェクスピアのサポートもあって、何なく引き受けてくれている。
この辺はシェクスピアに感謝だな。
…メリットとデメリットの両方を兼ね備えている行動をとるから微妙なのだが。
物事メリットだけではない。
大きいメリットがあれば、大きいデメリットもある。
その辺は経済のゼロサムゲームを彷彿とされるが、まあいいだろう









クロン
「さて、それじゃあ行くぞ。」

ショコラ
「いろいろとご迷惑をかけます。ありがとうございます。」

クロン
「いや、いいんだ。」

ショコラ
「・・・・・・。」



ショコラは物悲しい顔をしている。
やはり一人でいることが不安なのかもしれない。
・・・ん?まてよ、ここには姉も母親も父親もいるはずだが。
姉にもさっき挨拶してきた。
ミルフィールという名前だったような気がする。
だったら、それらの家族をもっと拠り所にしてもいいような気がするが・・・。
色々家庭内の事情もあるのかもしれないな。
まあ、その辺はユキノに全部丸投げしておくしかないのだが。
後でユキノにもその辺をひっくるめて言っておくか。








クロン
「それじゃ、本当に帰るぞ。」

ショコラ
「はい、さよなら。」

スポンサーサイト



未分類 | trackback(0) | comment(2) |


| TOP |

プロフィール

LandM

Author:LandM
この小説を書いている人たちを指します。
作品によっては一人で書いていたり、複数で書いていたりします。
LandMとはその総称です。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード