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2012・12
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2012/12/05 (Wed) 1話

仕事絵空(夕方)


市民
「最近火事の騒ぎが多いわね。」

市民
「もっぱら隣の国のシュライン国家のテロとのうわさもあるわね。」

市民
「それより放火魔じゃないか?
 テロリストだったら、もっと派手にやるだろう。」

市民
「考えてみればそれもそうですわね。
 この程度であれば、まだ猟奇殺人の方がタチが悪い。」



町中を慌ただしく駆けて行く人々の姿。
その影は小さく笑みを浮かべた。
自分が起こした事態に奴らが慌てている。
そのことに愉悦と次なる惨劇への思いを確かめる。
そう、自分は正しいのだ。


今回のはただのおふざけに他ならない。
追われてこそ、注目は集まる。
名を馳せた者たちは、どんな形にせよ人々からの熱い注目の最中・
自分の意志を曲げずに全てをやり遂げた者だ。
自分もその中に入るために。
今は追って追われて、そして消える。
そんな完璧な事件を、起こしてみせよう。
そいつに、犯罪を犯しているという意識はなかった。
ただひたすら、自分の信じる道を突き進む。
そんな宗教じみた信念を持った放火魔。
揺れる猫耳のシルエットは。
どこからどうみても獣人のようだった。


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