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2013/01/25 (Fri) 8話

執務室昼800


アンリ
「ちょっとまったあああああああああああああああああああああああ!!!!!」

クロン
「なんだ?何を待つのだ!!私は出ていくぞ!!
 私の自由のために!!!じゃ。」
アンリ
「じゃ。じゃありません。これだけ書類がたまっているですからね。
 全部精査してもらうますよ!!」




どさん。





それはそれは山盛りの書類である。
厚さにすればどのくらいになるだろうか。
それこそ文庫本一冊ぐらいの厚さがあるだろう。
文庫本1冊を舐めてはいけない。
書類サイズの大きさの文章がてんこ盛りである。
読みたくもない形式ばった文章を400枚ぐらい読むことほど苦痛なものはない。
読むだけではなくて、それを精査して不備を指摘しないといけない。
それはクロンの仕事である。




クロン
「じょ。」


アンリ
「じょ、でもありません。
 もし逃亡しようとするのであれば今日一日監禁します。」

クロン
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
 首長に自由はないのか!!!!これが民主主義かあ!!!!」



アンリ
「大衆が貴方が首長として働くことを望んでいるのです。
 やる気があろうがなかろうが。

 やる気があっても、クーデターなどで治安が悪くなる区長。
 やる気がなくても平和を維持できる区長なら後者を選びます。」




前略。
クロノス自治区。
議事堂の首長室でのことである。
いつものことではあるのだが。
逃亡をしようとしていた魔王。
それを阻止するアンリ。
・・・という光景が繰り広げられている。
このような光景はいつものことであり。
別に珍しい光景ですらなくなった。
・・・というのが他の秘書・官僚の話である。
余談でもないのだが。
魔王はあまり仕事にやる気はない。




・・・が、それでも仕事自体は出来てきている。
法案の調整。
治安維持。経済の発展。
それなりに纏め上げている。
そのために票が伸びるのである。
彼がやる気があろうがなかろうが。
政治の世界は人気が命である。
彼は功績をあげている。
やる気がなくても仕事をしているのである。
その為、彼は魔王として君臨しているのである。




やる気があっても、治安が悪化したらかなわない。
それならば今のままのほうがいい。
そう思って、大衆は魔王に投票するのである。
戦争が何がしら多いグッゲンハイム。
その世界において、平和を維持している魔王の功績は高い。
・・・ということになる。




クロン
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
 これが民主主義か!!無理やり区長をさせられるのが民主主義か!!」

アンリ
「それが民主主義ってやつです。」



最も。
魔王のこの行動はフリであり。
メリハリを付けるためのものである。
本気で逃亡しようと思っては・・・・。
いないとはず。
そのため、気分転換と思えばいいのである。
気分転換が逃亡というのも可笑しな話だが。
ピークが過ぎれば仕事に戻ってくれる。
そのため、これはこれでコントと思って楽しめばいいのである。



・・・・アンリ自体はそうは思っていないかもしれないが。
それでも、傍から見れば楽しい光景に見えなくも無い。
やっていることは大層なことである。
政治である。
暗殺もあるし、治安維持のために処断を下す必要もある。
そういう世界だからこそ、明るくやっているところもある。

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