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2013/03/20 (Wed) 14話

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クロン
「うむ。あのグッゲンハイムの世界で放火をした道具が火炎ビンなる道具だ。」

アンリ
「火炎ビン?」

クロン
「ビンの中に以前話したガソリンのような灯油。微量の炎の精霊を混ぜてある。
 それを放り投げたらあら不思議。あたり一面に火の海になるわけだ。」

アンリ
「・・・・そんな道具があるんですね。」

クロン
「そうだな。珍しい道具だ。作るにしても手間だろう。隠密兵器としては重宝するな。
 微量の魔力しか検出されないから、持ち込んでもバレない。」




あまり普及していないとはいえ。
ガソリンや灯油が存在しているグッゲンハイム。

今ではまだそこまで普及はしていない上に。
利用方法すら知らない者がおおい。
もちろん火炎瓶自体は簡易で制作は可能である。




だが、ガソリンなどの原料を手に入れるのに手間なのである。
それなりに油の流通経路を知っていないと手に入れることができないだろう。
なおのこと、クロノス自治区では手に入らない。
南の列強ノルデンシュツムや中央の成金国家デナーロでは普及しているが。
東の大陸ではあまり普及していない道具である。




アンリ
「・・・・だからですか。放火現場に妙にガラスが混じっていたのは。」




事件現場ではガラスが多量に混じっていた。
裏路地ということ考えれば混じっていても不思議ではないのだが。
それにしても多かった印象があった。
放火前になにかガラスが割れるような出来事があったのだろうと思っていたが。
それとは全く違う犯行の手口にただただ驚くばかりであったアンリ。
それにしてもシオン。
相当な化学知識を持っている。
グッゲンハイムは魔法に頼った世界。
その中でこのような犯行手口をしてくるとはアンリも驚きが隠せなかった。






アンリ
「シオンは?」

クロン
「う~~~む、おそらくホルンの森に逃げたと思う。発信機はそこまで追っていたので。」

アンリ
「最終的には私の過失です。だから……私の手で決着をつけます」




何にしてもアンリ自身は責任を感じている。
それも無理もない。
犯人を自分の手元に置いていて放火事件を許しているのだから。
もとい、アンリのもとにおいているからこそ犯行が増長したといっても過言ではない。
クロノス自治区に住んでいたら加速度的に犯行が増えたのだろう。



実際にそうである。
シュラインから放火していたのでは犯行は難しい。
だが、内部のクロノス自治区に入っていれば。
それこそ犯行はしやすい。加えて化学を利用した犯行である。
足は付きにくいのは間違いない。

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