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2013/04/08 (Mon) 8話

ホルン森800夜

アンリ
「・・・・・・・・・。」

シオン
「・・・・・・・・・。」

アンリ
「・・・・・・・・・。」

シオン
「・・・・・・・・・。」

アンリ
「・・・・・・・・・。」

シオン
「・・・・・・・・・。」




静寂は世界に訪れる。
森の中にいる動物の止まったのではないかと思うぐらい静かになった。
あるいは互いが互いに集中しすぎて、気付いていないだけかもしれない。



シオンはアンリのことを。
アンリはシオンのことを。
そのことだけに集中しすぎて何も気づいていないのかもしれない。





この瞬間。
アンリとシオン。
二人が見つめ合った瞬間。
この時間にアンリとシオンが出会ったこの時に二人は一瞬何もかも忘れた。
クロノス自治区の放火の件も。
魔王のことも。
シュライン国家のことも。
キリクのことも。
両親のことも。
シオンの祖母のことも。
事件の在りかも。
その罪状も。




何もかも吹き飛んで行った。
何もかもを捨てて、どこか遠くの世界へ行きたい。
そう思ってしまうような瞬間であった。
記憶喪失もない。
放火もない。
何もかも真っ白な世界へ。
そう二人は思わずにはいられない。そんな感情に駆られた。

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