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2013/04/13 (Sat) 11話

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アンリ
「何故だ。」

シオン
「私が人間で、貴方がエルフだから。」

アンリ
「それじゃまったく根拠にならない。」




シオン
「なるわ。種族の壁を越えるなんて理想論よ。
 あるとしたら力だけよ。
 


 賢者は言ったわ。
 『全ての壁を越えて従えさせる方法は唯一絶対力のみ』とね。」



 まあ、だから北の帝国デュミナスは過剰なまでに力による統治をしているんだけどね。
 


 それはアンリも分かっていることだけど。
 人間の国は人間に優しいのよ。エルフの国はエルフに優しい。
 獣人の国は獣人に優しい。だから国が分かれている。」
 人間の国は沢山ある。エルフの国は西に一つ。東に1つ。南に2つ。
 獣人の国は西に一つ。南に一つ。東に一つ。分かれてあるわ。



 みんなみんな同じ種族の方が安心するのよ。優しくなれるのよ。
 だからこそ国家って枠組みを作って、壁を作って過ごしているんだから。


 クロノス自治区は確かに全ての人種を受け入れているわ。
 それでも人間が少ないのは間違いないわ。人間に不利に決まっている。」





それは現状を謳ったものなのかもしれない。


現状、他民族が住んでいる国家に該当するものはない。
クロノス自治区だけだ。
クロノス自治区は特定の国に住めなくなった。
・・・からこそクロノス自治区に住む。
凶悪犯罪。
国家に対する裏切り。
そういったものを受け入れるのがクロノス自治区である。
そのため、事情なくこの自治区にいるものはいない。
いるとしたら、土着した民衆。
あるいはシュライン国境沿いのエルフ・獣人である。
それ以外は移り住んでこない。
それが現状としてある。
結局、事情がある。
・・・という共通点で構成されているのがクロノス自治区なのだ。




それ以外は同じ民族で構成されている。
エルフはエルフ。
獣人は獣人。
・・・と言った感じにそれぞれが住んでいる。
それが現実である。
結局、しこりが残る。
だからこそ同じ民族のほうが安定する。
混在するクロノス自治区を統治している魔王は奇跡の存在である。

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