2013・08
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2013/08/31 (Sat) 9話

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9話「ミストの先へ向かう」






ヒンメル
「何故、どうして魔王がこの場所で。・・ということを問うのはやめましょう。
 それはこの戦闘が終わってから考察をするとしましょう。
 現時点では市民の救出と原因の排除が最優先です。」


ヒンメルはそう断じた。
そのことは最もな話であり、正当なものである。
最優先事項は市民の救出と原因の排除。
現時点で、それを解決できる人物はヒンメルとカレンだけである。
それは間違いない。



仮に魔王であれば、対処できる人材は限られている。
下手に兵をつぎ込んでも、全て殺されるだけだろう。
それでは本末転倒である。






カレン
「もっとも、お前は考察するのが仕事であって、
 ここで現場を収めるのは別の奴の仕事なのだがな。」


カレンは横槍を入れる。
現時点ではヒンメルとカレンだけであって。
あと、10分もあれば、この事態を解決できる人材は出てくるだろう。
この世界でもヒンメル程ではなくても、魔王や勇者クラスの人材は存在する。
何十人もいるわけではないが、数人はヒンメルも知っている。










ヒンメル
「今から帰りますか?」

カレン
「まさか。こんな娯楽見逃すかよ。」


二人は笑う。
もっとも、この事態を二人が見逃すわけがない。









カレンは魔王との再戦。

ヒンメルは自分の力で世界を平和にしてきた。
その自負がある。その自負がある以上、自ら出て解決に当たるのが彼女のやり方である。
ヒンメルはずっとそうやって、世界の平和に貢献してきた。
それである以上、ヒンメルがこの現場から降りることはあり得ない。
彼女の生き方から照らし合わせても。 






二人は霧の向こうへ向かい。
視界を悪いのは仕方ない。
解除するのをしていたら、市民の安全に関わる。
この状態で救助するしかない。
ヒンメルは腹を括った。


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