2013・09
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2013/09/30 (Mon) 12話

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12話「霧が人を包む」





トントントントントントントン・・・・・。




ヒンメル達が地下鉄から出ると雨が降っていた。
警官たちは野次馬の対応をしていた。
野次馬は傘を差して、地下鉄で話をしていた。






警察
「傘を。後、アンデンセン氏の車を回しています。
 そちらへお乗りください。」


ヒンメル
「ありがとうございます。」










バサン

カレンが傘を差す。
ヒンメルはその中に入る。




トントントントントントントン。



雨が降っている。
魔王は気象まで計算した上でミストの魔法をかけたということか。
自然の気象を読んで、それに適応した魔法をかけるのが魔法の大原則である。
砂漠でミストの魔法をかけても難しい。
それと同じである。
その時々の気象に合わせて、魔法を仕掛ける。
魔王は今でもそれを忠実に守っている。







傲慢だったか。
正直な話。
魔法使いのランクでヒンメルに並ぶ者はいなかった。
今までの人生であったことがなかった。
そのため、驕りがあって今回の事態を招いたか。


魔法のことを知り尽くしている。
そして、基本に忠実にしている。
まさに。
クロン・ウェスターノは魔法の王様に相応しい人物である。









ヒンメル
「最近はまったくご無沙汰でしたが。」

カレン
「ああ。」

ヒンメル
「勇者様のご高配と知識を頂かないといけないようです。」


カレン
「らしいな。最後のお勤めになりそうだ。
 いい加減、あれとは決着をつけないといけないからな。」



空を見上げた。
雲を空を覆いつくしていた。










後ろから声が聞こえた。




願わくば。
姉妹の愛憎を受け継いでください。

それこそがこの世界を牽引してきた
勇者様と魔王様への祝福でもあるのです。


愛し合いなさい。
憎しみ合いなさい。

私達姉妹の愛憎を受け継いだ先に世界の平和があるのです。
















ヒンメル
「・・・・・・・!!!!」

ヒンメルは後ろを振り向いた。
・・・誰もいなかった。






幽霊?
馬鹿ばかしい。


いくら、ファンタジーの世界でもそんなものは存在しない。




そう思いながらも、ヒンメルは不気味に思いながら戻った。

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