fc2ブログ
2013・09
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/ >>
2013/09/11 (Wed) 10話

a0003_001437_m.jpg
10話「神が称える領域で人が戦う」







目を集中させる。
身体は3倍速になっている。

後は斬撃を見切ることができれば対応ができる。



ヒュウウウ!!

左前方30度。
右上方から斬り込みが予想される。







ヒンメル
「・・・・・・・・・・!!!!」




刀の速度が思った以上に速い。
これがEXランク・・・精霊が称える領域の抜刀術。
ヒンメルの身体を三倍速にしても間に合わないほどの速度。
対応できない速度の斬撃が繰り出されている。




初めは仕込んでいる銃やナイフで攻撃するのを考えていた。


不可能だと判断する。
武器を出している時間はない。
例え三倍速だとしても、それを出す前に斬られてしまう。







斬撃は見えている。
武器による対応は不可能。
ならば、素手で対応するだけの話。
それなりに格闘術も身につけているヒンメル。
対応は可能であるし慣れている。








バシイイイイイイ!!!!



真剣白羽取り。
ヒンメルは素手で神域の斬りこみを捌いた。
女性の斬りこみが精霊が称えるものであれば、
ヒンメルの対応も精霊が称えるもの。

時空魔法の三倍速による白羽取り。
身体能力。魔力のポテンシャル。反射神経。
全てが揃わないと叶わない動作である。












女性
「・・・・・は?」

黒髪の憂いの瞳の女性は唖然とした。
自分の刀が真剣白羽取りされるのは初めてのことである。
自分の刀が素手で止められるなど予想にしていないことである。

スポンサーサイト



未分類 | trackback(0) | comment(0) |


| TOP |

プロフィール

LandM

Author:LandM
この小説を書いている人たちを指します。
作品によっては一人で書いていたり、複数で書いていたりします。
LandMとはその総称です。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード