FC2ブログ
2020・07
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/ >>
2020/07/18 (Sat) 5話(11月14日 4時 ホープ)

クロン立ち絵03


5話(11月14日 4時 ホープ)





ホープ
「だけど、武力面で圧倒的というのは諸刃の剣ということがある。
 それが巨大であればあるほど。だから、魔王を制御するために、
 なるべく個人の意思を押し出さないように教育など徹底する。

 後は、複数の人と伴侶の契約を結ぶことによって。
 なるべく普遍的な思考回路になるように仕向けた。。。



クロン
「そうだな。最低二人、最高三人で私を運用するようにする。
 今であれば、シェクスピア、ルネ、ミルフィールだな。
 私はその3人の意に反することはしない。

 ・・・。
 ・・・・・。
 ・・・・・・・どうして私という魔王を運用することになったかは、本人に聞いてくれ。
 私もよく知らないことだ。」




・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・まあ、そんなところだろう。
巨大な力を持つこと自体は良い。
だが、そんな圧倒的な力を制御できないと意味がない。
破滅の権化になっても困る。
・・・ということで、その魔王を制御する人物・・・伴侶を要するってことだ。



だからこそ。
魔王はほぼ自分で意思を示すことはない。
特に伴侶の意見に介することはない。絶対に。
そういう風に造られているから、ということだ。



・・・。
・・・・・。
・・・・・・・。
しっかし。
その伴侶が。
ミセス・ミルフィール。
シェクスピアの化粧ババア。
ルネ・・・母さんというのは。。。
ものすごい人選を間違っているような気がするのだが。。
まあ、はじめっからそうだったわけでもないのだろうし。
可笑しな展開で、こういう人選になったのだろうけど。。。
 




クロン
「まあ、だからといって、どうしたって話だしな。
 もともと、意思を明確にもってないロクデナシはいるし。
 英才教育を以て産まれた子どもだってたくさんいる。
 その延長線上に存在するって話だ。」



ホープ
「・・・ん?だったら、私はどうなるんです?
 魔王の息子ですけど。」


クロン
「天才が2代連続で産まれるなんていう、
 夢想家の研究じゃない。

 50年の歳月をかけて、
 じっくりと産みだす計画だ。

 私とは全く血縁がないところで色々と研究しているだろう。
 だから、ホープは『ウェスターノ計画』とは全く関係ない。」



ホープ
「・・・成程。」




妥当と言えば妥当だ。
天才が2代連続で登場するなんて。
そんなことは普通はあり得ない、っていうのは歴史が証明している。
「ウェスターノ計画」はそういう血縁じゃなくて。
色々な、教育、遺伝子、人種、配合、そういうのを考えて産み出す計画なんだろう。
魔王と同じで、夢もロマンではない計画である。
その辺は魔王らしいと言えば魔王らしい。


・・・次の魔王は約30年後か。。。
どんな魔王が登場するんだろうな。。。




ホープ
「あれ?じゃあ、50年前にも『魔王』と呼ばれる人はいたんですか?」


クロン
「ああ、それこそシェクスピアの祖父。
 先代のフェルト国家国王陛下だ。
 彼は賢王と呼ばれて、没落したフェルト国家を建て直した人物だ。
 現在、西の大国と呼ばれるようになったのは彼の功績も大きい。

 先代の魔王が登場してからだな。
 フェルト国家が莫大な金額を『ウェスターノ計画』に投資するようになったのは。」




成程。
だから、化粧ババアはここに居るってこともあるのか。
「ウェスターノ計画」はなるべくフェルト国家で管理したい。
ってこともあって、化粧ババアがいるってことか。
母さんとミセス・ミルフィールはともかく。
化粧ババアはあまり魔王に執着していない。
少なくとも、愛しているという感情はない、というのは見ていてわかる。
その辺は打算なんだろうけど。
そういう兼ね合いで、魔王と接しているのだろう。
・・・普通に考えれば、それが当たり前なんだろうけど。



・・・。
・・・・・。
・・・・・・というか。
母さんとミセス・ミルフィールの方が変である。
彼女たちはどういう思考回路なのか。
病的までに魔王を愛している。
もとい、お父さんを愛している。
困った人である。
愛がある故に狂った使われ方をする。。。
それも歴史が証明しているが。。。







・・・・。












・・・・・・・・・。
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


















さて。
母さんと化粧ババアの話し合いも終わった。
お父さんの正体も大体わかったし。
まあ、分かったところでどうしたってことだろうけど。



どのみち。
魔王に明確な意思はない。
伴侶の意思によって動く。
今回は・・・母さんの意思によって動く。
アレクサンドラのとっちゃんやクリスティの姉ちゃんを皆殺しにするという意思によって。



これからどうなるか。。。
いや、結果は分かり切っている。
ここにいるシュライン国家の兵士が皆殺しになる。
あとは、その過程を眺めるだけだ。
それが魔王の息子の仕事なのかもしれない。。。


クロンイラスト01




スポンサーサイト



未分類 | trackback(0) | comment(14) |


| TOP | next >>

プロフィール

LandM

Author:LandM
この小説を書いている人たちを指します。
作品によっては一人で書いていたり、複数で書いていたりします。
LandMとはその総称です。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード