カチン。
フーーーーーーーーーーーーーーー。
クロン
「終わったな。。。」
ラキル
「・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・僕は生き残っていますが?」
クロン
「メッセンジャーは必要だからな。
今回の出来事を報告する人物は必要だ。
シュライン国家側でもな。」
ラキル
「・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。」
クロン
「死ぬのは、
奴らを家族のもとへと返してからにしてくれ。
私らが家族に引き渡すと角が立つからな。」
ラキル
「分かりました。」
・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・・。
とりあえず、納得はしてくれたらしい。
納得したかどうかは分からないが。。。。
まあ、これで納得しないなら、
催眠魔法をかけるしかないんだけど。。。
あんまり催眠魔法は好きじゃないんだよな。
脳に悪影響を及ぼす可能性もあるし。
あんまりミルフィールも好かないやり方・・・というのが一番の理由である。
人道的じゃないからな。
まあ、殺すよりマシという観点から、必要悪でやっているけど。。。
どのみち。
結果は変わらない。
観測者が嫌がるのであれば、催眠魔法をかける。
嫌がらないのであれば、そのまましてもらう。
この場所で、観測者が死んでもらうのは一番厄介だ。
シュライン国家にある程度は情報を流してもらわないといけないしな。
相手にもある程度情報を流すことで、魔王の脅威も知ってもらいたいからな。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・。
まったく。。。
悪魔のような魔王だな。。。
それが魔王か。。。。
どうでも良いのだがな。。。
私の名声なんかは。。。

ルネ
「これで、クロノス自治区も5年は落ち着くでしょうね。」
クロン
「そうなのか?」
ルネ
「ここしばらくは、
クロノス自治区方面はアレクサンドラやクリスティに頼っていました。
こちらに部隊が補充されるにしても。
情報伝達や引き継ぎ、編成などを考えると。
5年はクロノス自治区にちょっかいは出せれないでしょう。」
ラキル
「ルネ女史の言われる通りです。
シュライン国家本国から補充するにしても。
人材や適性など考えないといけないでしょうから。
どのみち、引継ぎや編成を考えると。
結局、5年ぐらいはかかります。
暫くは、戦争は起きないですよ。」
・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・。
まあ、確かに。
ここ数年は、アレクサンドラやクリスティが中心にちょっかいを出していたので。
あんまり他の部隊が登場したことはなかったな。
馴染みの相手というか。
相手もこっちを熟知していたところもある。
シュライン国家の敵はクロノス自治区だけじゃないからな。
西の大国フェルトやエルトフィール国家もあるからな。
その辺とも部隊編成しないといけないから。
なかなか大変というか、火の車で回しているからな。
シュライン国家はあまり外交が上手くないからな。。。
そこら中と敵をつくっているからな。。。
どのみち。
他の国家との防衛力の兼ね合いがあるので。
結局、クロノス自治区だけに軍事力を回せない現実がある。
幸い。
クロノス自治区はフェルト国家と同盟国なので、
あんまり敵はいないのだが。。。
まあ。
結論として。
しばらく、クロノス自治区は戦略的に平和状態である。
それははっきりしている。

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