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2011/10/13 (Thu) 1話

執務室昼800

ユキノ
「お久しぶりです。魔王。」

クロン
「4か月ぶりか?」

ユキノ
「まあ、そんなところでしょうね。」

クロン
「互いに仕事が忙しいからな。」





………明らかに私には場違いな場所のような気がする。
まあ、考えてみればそうだろう。
クロノス自治区首長室。



この自治区の代表の部屋らしく内装は煌びやかだ。
魔王らしくコーディネートされている独特な首長室だ。


おそらく、眼の前にいる魔王がある程度整えたのだろう。
この男はかなりオシャレ好きなのだから。





私のような剣士…にはあまり縁がない部屋だ。
焔流派の剣士に縁がないものの方が多いだろう。
私ユキノ・ヒイラギが縁があったのは、
魔王と古くからの知り合いだからだろう。




知り合いというほど、知り合いでもない。
特に仲が良かったわけでもないが、同じ同郷のエルフ同士である。


お互い、なにがしら縁があったので交流している。
それがなければ、お互い合うこともなかっただろう。
そして、このような煌びやかな部屋で話すこともなかっただろう。



私は焔流派という道場で剣士をやっている。
一介の……まあサムライという人種になる。
普通にやっていれば、区長の彼と接点はない。
当たり前だが。







ユキノ
「魔王は相変わらずそうで。」

クロン
「キミも相変わらずだ。人の本質はそんなに変わらないということか。」




ちなみに。
私はこの目の前にいる男をクロンと呼んだことはない。



この男の本名はクロン・ウェスターノという名前でないからだ。
クロンという名前はクロノス自治区で一番有名な名前だっただけだ。
眼の前にいる男はその名前を借りているだけだ。


クロンという名前の由来はだ。
当時分散化していた豪族の中で一番勢力の強かった代表者の名前。
それだけである。それ以外に意味はない。




彼の本名は……いや、それを言う意味はない。
今さら、彼の本名を言うのも変な話だ。


だからといって、彼をクロンと呼ぶのも違和感がある。
結局、魔王と呼ぶ形で落ち着く。

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