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2011/11/17 (Thu) 6話

煙草

クロン
「さて、交渉を始めよう。」



クロンは加えてテレパシーで状況を伝える。
目も耳も借りている。状況は手に取るように分かっている。
的確な指示を出せる。現場にいなくてもいい。
これが魔王の外交手腕か。
これなら同時並行で様々な場所に意思疎通ができる。
外交は勿論、隠密作戦でも明確な意思疎通ができる。









シェクスピア
「ちょっと、女性言葉使ってよね。」


彼のことについて考えるのは後にしよう。
考えることは後でもできる。
今は外交に集中しよう。
その方が無難だ。



(ま、その辺は何とかするさ。)










ガチャン。







大臣がやってくる。
さて、はじめるか。




(おい。挨拶しろ。シェクスピアらしく。色目を使って。)








うっさいわねえ・・・・・・。









大臣
「これはこれはフェルトの娘様とお会いできるとは光栄です。」

シェクスピア
「貴方と会えた事を恐悦至極に存じます。
 このたびは生産的な話ができることを望みます。」





私は大臣と握手をする。そして、胸を大臣に預ける。
乳房が大臣の胸にあたる。香水の香りが鼻腔をくすぐる。
吐息の熱気を与える。うん、感触はいい。
どうも、最近クロンと話をしていたから不安があった。
この男なら大丈夫だ。
なんなら、今日すぐベットインできる。
男としては良くないのでしないが。






シェクスピア
「逞しい殿方で驚いておりますわ。
 交渉次第ではベットでの楽しみたいですわ。」



そんな気全然ないけどね。
まあ、言葉だけだったら、どうとでもいえる。
女の言葉ほど当てにならないものはない。
特に私の言葉ほど。








大臣
「んん!!!こちらこそ。」



男なんてちょろいもんだ。……って。
この男本当に大臣?あまりにちょろすぎる。
このグッゲンハイムの世界で大臣やっているんだ。
それ相応の技量がないとあっという間につぶされる。
…あ、だから、デュミナス帝国の属国なのか。
このシュラインという国は。
まあ、政治には長けているのかもしれないが、
交渉には全く長けていない。それはよくわかる。
なんだって、シュラインはこんなやつを出したのか?
クロンと同じ影武者?…いや、それはない。
こいつの顔は大臣の顔写真と一致している。
問題はない。まあ、いい。









シェクスピア
「このたびはクロノス自治区の者として。
 私、アルファンガード・フェルトが出ました。」


おおう!!勝手に口がでたよ!!
…ってクロンの魔法か。
本当にすごいな。拒否感がまったくない。
脳を支配したら、拒否が出る。…が、それが出ない。
それはそうだろう。彼がやっているのは神経の同居だ。
脳を支配しているわけじゃない。
こんなことできたら、やりたい放題じゃない?
本当にすげえ魔法ね。
・・・ま、それはともかく。
今はしゃべらない方がいいわね。
しゃべるとおかしなことになりそうだし。
黙っておきましょう。その方がクロンはやりやすいし。




大臣
「そうでしたな。それでいかが用件で。」

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