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2011/11/17 (Thu) 7話

執務室昼800

大臣
「そうでしたな。それでいかが用件で。」

シェクスピア
「クロノス自治区内で誘拐がありました。
 細かい経緯はこちらに。書類でまとめてありますので。」

大臣
「何ですと?」


・・・・・・この様子だと。
この大臣は知らないようだ。
そりゃ、そうでしょ。
あの誘拐の件は、私とアレクの独断だ。
国家レベルの拉致とはわけが違う。
個人の拉致監禁事件に近い。
それがたまたま犯人が外国人の軍人だったという話だ。
いや・・・たまたまじゃないな。
計画性がある。打算がある。
策謀があり、フェルトの思惑がある。









大臣
「むむむ・・・・・・。確かに。
 本当のようですな。」


大臣は書類に目を通す。
こちらで集めた証拠資料も添付してある。
確かな事実を詳細に書き記してある。
納得させるだけのものになっている。
クロンめ・・・どっからここまで用意した?
アレクが具体的に誘拐した画像まである。
フェイクでも、合成でもない。
写真で撮ったものだ。
・・・・・私もいつの間にかとられているのかしら?
だったら、私が情報をリークしたのばれているということかな・・・。
・・・いけないな。
どうも何もしなくていいから、いらないことを考える。










大臣
「もしこれが事実なら由々しきことですな。」


ごもっとも。シュライン国家としても。
あまりクロノス自治区とことを構えたくない。
理由はたくさんあるが、一番は私の国だ。
あの『西の管理者』大国フェルトと戦争状態にある。
大国相手に戦争やっている状況で、
クロノス自治区に戦力を回す状況なんてない。
今は…現時点で、クロノス自治区とはまあ共存。
そういう関係でいたいはずだ。
それをぶち壊しにしようとしているのが私であるのだが。
今回の件は、クロノス自治区にもシュライン国家にも得がない。
単に私と…そしてフェルト国家に利益が回ってくるだけだ。
まったくもって、損な話だ。











シェクスピア
「・・・・・・僭越ながら。私アルファンガード・フェルト。
 私がクロノス自治区におります。」
 それはクロノスとフェルトの関係を示しております。
 フェルトは西の管理者。大国です。
 クロノス自治区と問題を起こすことは・・・。
 すなわち、フェルトと問題を起こすことです。」


大臣
「わ・・・分かっております。」


そこまで簡単な話でもないけどね。
フェルト国家も今回の件があって、状況が変わるわけでもない。
本気でシュライン国家に攻め込む…なんてことはない。
それをすれば史上最強帝国デュミナス帝国が黙っていない。
世界の半分をいろんな意味で支配している帝国。
それがデュミナス帝国。あそこに睨まれる。
それはフェルト国家も避けたい。
今のこの状況下で。

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