FC2ブログ
2020・09
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/ >>
2011/11/21 (Mon) 8話

執務室昼800

大臣
「…それで求めることは。
 とりあえず、お聞きします。」


勝ったわね。相手側から求めることは?
なんて出た時点で交渉事は勝ちだ。
相手が譲歩を示してきている。
後はその調子で進めていけばいい。
こちらの求めることは大したことでもないだろう。
あの男は絶対無理なことを要求しない。
外交はフィフティフィフティの原則がある。
5分5分でいいということだ。
あまり利権をむさぼると関係悪化の原因になる。
それを知らない男でもないだろう。








シェクスピア
「こちらで秘密裏に救出をします。それこそ手品のように。
 それを現場からあれこれ言われても対処しないでください。」

大臣
「・・・むむむ。現場の意見に耳を貸さないということですね。」



考えている。あまり無視し過ぎるのはできない。
それはクーデターに発展する可能性がある。
そのバランスの問題がある。
軍人が不平不満を言う。外から攻めてくる。
内憂外患もいいところだ。
その状況は作りたくない。
大臣も難しい選択を迫られる。
……だが、答えは決まっている。
クロノス自治区とフェルト国家。
この二つに挟み撃ちには遭いたくない。
それは絶対避けなければならないことだ。
 








シェクスピア
「それだけでよろしいです。迂闊に表ざたにすれば、
 フェルトが乗り出してくる。それはこちらも本位ではない。
 それこそ何事もなかったかのようにしたいのです。
 それが魔王の望みです。シュラインを敵に回したくないのです。
 あまりに事が大きくなれば、無視する必要もありません。
 魔王は予測ではそこまで不平不満は言わないはずです。
 なぜなら、軍規を犯した軍人がそこまで不平不満は言わないでしょう。
 迂闊に捜査されれば、自分に返ってくるのですから。」


大臣
「……むう。」




考えている。確かにそれぐらいなら…と思う。
巫女を返還してほしいとは言わない。
それはシュラインの国家のメンツがある。
拉致監禁をした者をそうですかと返せない。
例え、シュラインが悪いとしても。
大国フェルトのにらみをきかせてもだ。
加えて、フェルトも介入する隙もない。
何が起こったかもわからないだろう。



シュライン国家自体が知らない間に拉致を起こってしまった。
そして、知らない間に解決した。
シュライン国家自体は知らぬ存ぜぬ。
政治家の決まり文句だ。得意分野のはずだ。
メンツも傷つかない。フェルトと喧嘩もない。
いい提案・・・なはずだが。

スポンサーサイト



未分類 | trackback(0) | comment(0) |


<<9話 | TOP | その12>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://landmart.blog104.fc2.com/tb.php/1076-1752747d

| TOP |

プロフィール

LandM

Author:LandM
この小説を書いている人たちを指します。
作品によっては一人で書いていたり、複数で書いていたりします。
LandMとはその総称です。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード