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2011/11/29 (Tue) 1話

ライサ中央通り夜人物アリ800

ユキノ
「う~~~~~~~む。」


遅い。いや、遅くない。
どっちなんだ・・・と突っ込みを入れたいような気分である。
誘拐事件が発生して丸二日。二日である。
誘拐事件の相場がどれくらいか分からないが。




こうぼ~~としている間に彼女が乱暴されているのではないか・・・。
と思うといても経ってもいられない。
これが自国内のことであれば、一人で突っ込んでいくのだが・・・。
今回の相手は敵国である。




そして、下手すれば戦争状態になってしまう可能性もある。
そう考えると迂闊に行動できない。
助ける人も現状私しかいない。
・・・ということを考えるとここで待つしかない。
魔王が遅いわけではない。
私が来るのが早いだけである。
どうも色々考えると準備も抜かりなく。
そして、気構えも問題ない。



いざ人を殺すことになっても良い覚悟も持っている。
相手は軍人なのだ。迷ったらこちらが死ぬ。
相手も軍人である以上死ぬことは覚悟しているだろう。






クロン
「さてと……帰ってきたぞ~~。」

ユキノ
「おそ~~~~~い!!!!魔王殿!!
 何をやっているのですか。こうしている間にも・・・。」



クロン
「遅くないだろう。予定より30分早く来ているぞ。
 ・・・と言うよりか早いな。来るのが。」

ユキノ
「…首尾は。」




ここで文句を言っても良いが、そうする時間も惜しい。
どうこうしている暇はない。早く状況確認と救出をする。
それが必要となってくる。
魔王もそれが分かっているのか、すぐに話を進めた。







クロン
「とりあえず捏造ではないのは間違いない。
 そして、今回の拉致事件に国家の陰謀はない。
 ・・・・ということは分かった。
 外務省や大臣と面会してみたら、それらしい素振りもない。
 一定の憶測が立つ。軍人が私利私欲でやったことだ。
その証拠に何かの恫喝の類の伝達もない。」



ユキノ
「国家自体がそれを要求していないと言うことですね。」

クロン
「そういうことだ。」



国家自体が陰謀しているのであればなんらかのアクションがあっていい。
一番古典的なのは「娘を返して欲しかったら100兆イェン寄越せ」。
・・・・みたいな脅し文句など要求をしてくる。
それがないということは今回の事件は軍の私利私欲である。
・・・・・しかし、だからと言って他国の少女を誘拐するとは・・・!!
自国だと問題がでる。その軍人だけ懲戒免職するなど。
そういう処理が行われる。それが外の人だと当たらない。



・・・・そこを突いて犯罪を行うとは・・・・!!
何のための軍人であろうか。
攻撃や襲撃をするためだけに軍人があるわけではない。
大切なものを守るために軍という仕事があるのだ。
それを逸脱するような行為だ。
・・・もっとも、自国内ではないのでそれも当たるかどうか微妙だが。







・・・・なんにしても私たちの大切なものが奪われている。
弱き者の平和な生活が。それを見過ごしてはいけない。
焔流派の剣士としてこれを見過ごしては名折れである。
誘拐拉致した軍人は成敗しなければならない。





クロン
「救出することに関してはシュラインは何も言わないように根回しした。
 多少の小競り合いでも戦争に即発展することはないだろう。
 これによって、多少兵士と戦闘になっても倒してもいい。
 これでこちらも動きやすくなったはずだ。」


ユキノ
「助かります・・・・って、そこまで短期間に根回しできるものなのですか?」

クロン
「それが政治家で魔王だ。」





本来の力が封印されて権謀指数が上がった。
そのことに関しては感謝すべきなのかもしれない。
より魔王が魔王らしくなっている。



こう考えてみれば一つの妥協で魔王が成長している証なのだろう。
あまり魔王自身は言っていないが、封印されているもどかしさはあるだろう。
だから私も口にはしない。


なんにしても戦闘行為が許されるのだ。
多少であるが、それでもありがたい。
全く戦闘行為ができなければ、こちらは圧倒的に不利になる。
それがなくなる。戦争もない。と分かれば気軽に手を出せる。





ユキノ
「では作戦内容は。」

クロン
「ああ、それは・・・・。」

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