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2011/12/07 (Wed) 4話

牢屋夜800


アレクサンドラ
「ほう、騒ぎ騒ぎと起きるからまさかと思ったが。
 まさかネズミが紛れ込んでいたか。」

ユキノ
「・・・・・・!!」




ヒュ―――――ン!!!!!





すぐさま少女を床に下ろし、刀を抜く。
その間1秒にも満たない。
抜刀術。
それを究めれば、どのような体勢でもゼロコンマで抜刀できる。






カシャン。






刀を構える。そして、後方を確認する。










アレクンサンドラ
「・・・潜り込んでいたのはネズミではなく獣だったな。」

ユキノ
「アレクサンドラ・トーリノ。
 『川獺(かわうそ)のガンランスを持つ男。』…ね。
 シュライン国家西部方面軍遊撃部隊3番隊部隊長。
 戦闘では縦横無尽の活躍を見せ、あらゆるものを破砕しつくす。
 彼のせいで、毎年10人近くの女性が乱暴されている。
 ……今回の誘拐もアナタが?」





この男が例の男か・・・。
アレクサンドラ・トーリノ。
写真どおりの男である。
いや、写真よりも野性味と貪欲さがオーラで伝わってくる。



先ほどの少女の姿が思い浮かぶ。
彼女をここまでした外道は目の前にいる………!!
誘拐し、乱暴をした人物。
彼の手によって、毎年10人近くの女性が乱暴されている。
自分でどのような顔になっているか。
最早苦虫がどうの程度ではすまないほどに睨んでいる。
・・・・のは間違いないだろう。
間違っても、冷静な表情なんかしているわけがない。







ユキノ
「因果応報…という言葉を知っているかしら?
 アレクサンドラ・トーリノ。
 よい行いをした人には良い報い、
 悪い行いをした人には悪い報いがある。
 過去および前世の因業に応じて果報があるという意味よ。
 あなたはこれまで、度を越した乱暴を繰り返してきた。
 それなりの報いがあると・・・・・・・・。
 あなた覚悟したことは、一度でもある?」




アレクサンドラ
「じゃあ、テメエは弱肉強食という言葉を知っているか?
 弱いものは強いものに征服される。
 弱者の犠牲の上に強者が栄えるって意味だ。
 弱者は搾取される。それがこのグッゲンハイムの世界だ。」




ユキノ
「・・・・・・。」

アレクサンドラ
「・・・・・・・。」

ユキノ
「・・・・・・。」

アレクサンドラ
「・・・・・・・。」



ユキノ
「語らずに及 ばず、か。
 話すだけ無駄だったようね、こんなケダモノとは。」

アレクサンドラ
「テメエみたいな綺麗事並べる女郎(じょろう)
 とわかり合う気なぞねえよ。」

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