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2011/12/07 (Wed) 5話

牢屋夜800


ユキノ
「大地の閃きよ。我に力をお貸しください。
 ただずむは草木のように。
 忍び寄るは木枯らしのように。
 それは誰にも知られることなく。
 静かに、そして隠密に。静があるからこそ、動がある。
 壮大なものがあるからこそ、緻密がある。
 互いは反するものではなく、支え合うものである。
 両者は双方あるかこそ成り立つものである。
 喧噪のなかに静寂ある。
 混乱の中に秩序がある。」



アレクサンドラ
「気配遮断の詠唱か・・・!!
 素直に逃がさねえぞ!!」




フウウウウ!!!





アレクサンドラが水の流れのごとく近づく。
見た目とは裏腹にスムーズに移動をしてくる。
非常に繊細かつ用心深い行動をしてくる。
こちらに近づく動作だけでもそれが分かる。





ユキノ
「今、それ双方を両立させん技をせしめん。
 喧噪とともに潜む静寂を見せよう。
 爆風の中に静寂を見つけたり。
 爆音の中で気配を遮断せしめん。
 『大地』下級精霊ファジャス。
 『大地剣爆気配遮断(だいちけんばく けはいしゃだん)』!!」







キン―――――!!!!





周囲が光に包まれる。
と言っても、目くらましにしかならない。
その程度の光。
この程度の光でごまかせる相手ではない。






アレクサンドラ
「……無拍子!!何の予備動作もなく攻撃に入りやがった!!
 この女、まんざら姿だけじゃねえ!!」




無拍子の動作。
何の予備動作もなく、抜刀・攻撃・移動が可能である。
正確には何の予備動作もないわけではない。
簡略化を隠密化を重ねての動作であり、見極めは可能である。
もちろん、それには熟練された戦闘に対する見極めが必要とされる。
後はそういった人物との対戦である。
初見で私の動作を見破ることは困難だ。
ましてやデータもないもない状態で。



ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!







刀を床に突き刺す。
その音は爆音のように大きな音であった。。
もちろん、それは魔法の効力である。
切れ味よりも音に特化した魔法。
そして、その音の後に気配遮断を行う。
いわゆる、目くらましによる気配遮断である。
ピンチの状態になった場合の気配遮断の改良魔法と言っていい。












アレクサンドラ
「・・・・ち!!!!
 俺の楽しみを奪っておいて!!ただで済むと思うなよ!!」

ユキノ
「魔王の受け売りじゃないけれど。私もね。
 右も左もわからなくなるほど激情に駆られる性格じゃないわ。」

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