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2011/12/19 (Mon) 10話

ライサ森夜800×600


クロン
「とりあえず、色々考えたが方法を列挙する。
 3パターンぐらいだ。一つは通常治療だ。
 医者か治療官か。それを呼んで懸命の治療をする。
 それで死んだらしょうがない。」



・・・・確かにそれが真っ当な方法なのかもしれない。
それで失敗して誰が責任を負えようか。
魔王も私も責任を負わないだろう。
家族も言わないだろう。
考えてみれば事件である。
色々クロノス自治区でも事件がある。



それで死んだ者の遺族の気持ちも察してあまりある。
そういう心境と同じだろう。
魔王という特別な存在がいるからすがりたくなる。
・・・・という気持ちになりたくもなるが。
それに頼ってもいけあい、成り行きがある。




それが人生だ。
・・・という考え方もできるだろう。
だが、魔王は含みを持たせている。
また続く言葉があると言うことだろう。
大体、それだったら、手段といわないだろう。
諦めと言うだろう。





クロン
「二つ目は家族に委ねることだ。収集のつかない状態にある。
 だったら、最後は家族に看取らせる。それも一つの方法だ。」


ユキノ
「それではあきらめではないですか!!??」



クロン
「人生あきらめも大切だ。助かる見込みがないのであればな。
 家族がどうして欲しいか判断するも筋だろう。」


・・・確かに私たちは当事者ではない。
助けはしたが、私たちはそこまでの責任が取れない。
それは現実だ。
助けたからと言ってその彼女が誰が最後の最後まで見るか?
それをゆだねるのが家族になる。身勝手なことはできない。
私とて子どもではない。責任のありようは分かっている。
私ができるのは助けることまでだ。
そこから先は権利があるものがすべきことである。
それは分かる。








ユキノ
「最後の手段は?魔王のことですから助かる方法はあるはずです。
 ・・・・というよりかそういう表情をしています。」


・・・と今まであげてきたが。
魔王がこういう表情をしているときは大体何か手段がある。
そして、最後に助かる手段を提示する。
まどろっこしいがそれが魔王らしい話し方ともいえる。
だが、魔王が最後の手段というのは本当に最後の手段である。
道理や倫理を超えて人の命を助ける方法を提示すると言うことである。
道理や倫理はその時代で違ってくるが・・・。
それすらも超越した手段を用いる。







クロン
「私の血を飲ませる。要するに輸血だ。
 だが、これは禁呪であり、あまり良い方法とも言えない。」

ユキノ
「輸血・・・・?聞いたことがない言葉ですね。」



あまり縁のない言葉である。
医療があまり発達していない。
魔法での治療がベースになっているのがグッゲンハイムの医療である。
そのことも関連して医学用語のほとんどを知らない。
それがグッゲンハイムでは当たり前のことである。
精霊医療官でも知らないような言葉である。
・・・まあ、知らなくても困らなくはあるが。
とりあえず魔王の話を聞くしかない。

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