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2012/03/21 (Wed) 5話

ライサ森夜800×600


アレクサンドラ
「・・・・・・・・ち、ふうううううううううう。
 よう。久しぶりか……あるいはまた会ったな…か?
 会ったとのは一度だけだが、随分と因縁ある出会い方をしたからな。
 浅からぬ因縁を感じてしまうのは俺だけか?ヒイラギ?」

ユキノ
「そうね、感じずにはいられないわ。これ以上の因縁は持ちたくない。
 ここで綺麗さっぱり、消してしまいたいわね。あなたもろとも。」



手ごたえがあった。
完璧に。
現に目の前に残っているのはアレクサンドラと雑兵一人。
その一人の兵士も腰を抜かしている。戦力にもなりはしない。




・・・・残りの兵士は……いや、考える必要もないか。
服の魔法防御も身体の防御機能が働いていてもそれを超えた威力の炎の斬撃。


・・・・・消し炭になってしまったか。
もっとも、後悔も懺悔もないが。
それ相応の罪だったということだ。


この世界では弱いことも一つの罪である。
特に軍人や剣士であればなおのことである。
それはそれである。割り切るしかない。
 




アレクサンドラ
「・・・・おい、テメエは撤退しろ。いても邪魔だ。
 それにこの戦いは邪魔されたくないんでな。」

ユキノ
「へえ、駄犬のくせに、いっぱしの騎士道精神があったのかしら?」

アレクサンドラ
「違うな。純粋に闘争に集中したいだけさ。」

ユキノ
「じゃあ、そういうことにしておきましょうか。
 ・・かといって、いきなり、後ろからざっくり……なんて。
 させようとしてるんじゃない?その可能性を考えておいて、
 それで逃がすだなんて、馬鹿じゃない。
 これはスポーツでも武士道精神に乗っ取った試合でもないわ。
 仁義なき戦争よ。古今東西フェアな戦争など有りはしないのだからね。」









アレクサンドラ
「・・・・・ち。わかったよ。俺は俺で誠意を見せてやるよ。
 おい、全部ズボンとシャツ以外全部脱げ。それで駐屯所に逃げ込んでろ。」





・・・・・意外だ。
この男が騎士道精神ではないが正々堂々戦おうとしている。
そういう一面もあるのか…と思った。
この男の評価を見直す必要があるのかもしれない。
それとも心変わりしたのか?…いや、それはあり得ない。



だが、最初会った時とは違う。
何かふっ切っている。そうした感情が読み取れる。
単なる狡猾で用心深い・・というのとは違い。何かが違う。
…何かあったのかもしれない。

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