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2012/03/21 (Wed) 6話

ライサ森夜800×600


ユキノ
「・・・・さしつけなければ聞いてもいいかしら?」

アレクサンドラ
「何だ?」

ユキノ
「何か、改めたの?」

アレクサンドラ
「ああ、変わったぜ。・・・いや、元に戻ったというのが正しいか?
 地位とか階級とか、そういうのを考えるのをやめにしたのさ。
 テメエには分からんだろう。一介の責任を持たねえ剣士にはな。
 軍人は色々なしがらみがある。
 



 政治的介入もあれば、上官からの理不尽な命令もある。
 それを考えながらじゃなきゃうまく行動できねえ。
 因果な職業だぜ。そもそも戦うのにらしがらみは不要だ。
 だが、俺みたいな立場はそういうのを考えないといけない。
 責任をもたなきゃいけないってことさ。行動にもすべてな。
 面倒くさくてもそうしなきゃいけねえ。
 命令に違反すれば反逆罪に問われちまう。
 




 クソッタレだと思うわけさ。それでも命令に従わなきゃいけねえ。
 それで俺は弱くなった……確実にな。
 権力に尻尾を振るようなくそったれの駄犬になっちまうわけだ。」



 だから、それをここで終わりにする。
 命令なんて関係ねえ。政治の利権なぞ知るか。
 闘争が俺を俺とたらしめる・・・・。
 戦いこそが俺の存在価値と認めてくれる。」






ユキノ
「畜生は生まれた時から畜生と言うことね。
 見かたを変えようとした私がバカだったわ。もういいわ。
 もう語り合うのも面倒くさいわ。気持ち悪くなるわ。
 焔流派剣士として。私はアレクサンドラ・トーリノを倒すわ。」










アレクサンドラ
「もとより、女郎とわかり合う気はねえって前から言っているだろう。
 来いよ。決着付けて、全てにおいて俺が上だって証明してやるよ。」

ユキノ
「・・・・・・・・。」

アレクサンドラ
「・・・・・・・・・。」

ユキノ
「・・・・・・・・。」

アレクサンドラ
「・・・・・・・・・。」

ユキノ
「・・・・・・・・。」

アレクサンドラ
「・・・・・・・・・。」

ユキノ
「・・・・・・・・。」

アレクサンドラ
「・・・・・・・・・。」





カチン。





カシャン。









互いに武器を持つ。もう話すことは終わりだ。
もう彼と話すことは何もない。
後は純然たる戦争である。
二人だけでの戦争である。
これは決闘ですらない。
つまりはだ、どんな卑怯なことをして許される。
勝つことが至上目的なのである。
その前にはどのような行為も許される。神の前で。

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おお、何か、静かなような、激しいような・・・意外と正統派な戦いにドキドキです。

この先どういう戦いになり、どういう会話が二人の間でなされるのか楽しみです。

2012/03/24 18:36 | けい [ 編集 ]


けい 様へ 

この二人の戦いに限っては正統派にしております。
結構相性があるんですよ。

展開的には色々な思惑がまとわりつきます。

2012/03/25 18:00 | LandM [ 編集 ]


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