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2012/04/07 (Sat) 14話

ライサ森夜800×600

ユキノ
「・・・・・・・・・・・・・・え?」

アレクサンドラ
「・・・・・・・・・・・・・・・あん?」


・・・・・・・。
・・・・・・・・・!!!!
その瞬間、あり得ない光景を目にした。
いてはいけない人物がいた。
ここに最もいてはいけない人物。












ショコラ
「・・・・・え?・・・・え?」

ユキノ
「・・・・・・・な!!」





なぜショコラ・ユベントスがここにいる?
ライサ街でひきこもっているはず。
シェクスピアに釘を指して、魔王も手筈を踏んでいたはず。
なぜここにいる?
しかも森の私たちの戦闘区域にやってくる?
分からない・・・・すべてが分からない。
だが、ここにいる以上は守らなければ・・・!!!
















アレクサンドラ
「もらったあああ!!!!」

ショコラ
「ひ!!!」


ぎゅううううううううう!!









すぐさまアレクサンドラはショコラを拘束する。
距離的にも行動力的にも彼の方が上だった。
明らかに不利な立ち位置だった。









ショコラ
「あ・・・・あああ・・・ああああああああ・・・・・・。」

ユキノ
「・・・・・・く!!なんてこと・・・・。」


ショコラは完全に震えている。
恐怖で何もできない状態だ。
何もできないといかいう話ではない。
恐怖で錯乱状態になっている。
足が震えている。
立てれれるかどうかも不安、それぐらいに混乱状態になっている。
恐怖で何がなんだかわからない状態になっている。
この状態で反抗…もできないだろう。
あまりの恐怖で、すべての希望と勇気が失われている。
ショコラに期待はできない。








ユキノ
「私が代わりになるわ!!武器を置くわ。
 服も脱いで全裸になるわ。だから私を代わりにしなさい!!」

アレクサンドラ
「おお~~と、お前の言うことは聞かんぜ。ユキノ・ヒイラギ。
 迂闊に時間稼ぎをされて俺の命にかかわっても問題だからな。」

ユキノ
「・・・・・く!!」


アレクの言うとおりである。
ショコラがここにいるのは魔王にとっても私にとっても大誤算だ。





だが、魔王のことだ。
ショコラがいないことには気づいているだろう。
そして、それを打破するために。
アレクを拘束する手段とショコラを探す手立てもやっているだろう。
私が刀を置いて、服を脱ぐ時間を稼げば魔王は状況を打破する。
それぐらい魔王は迅速に行動してくる…が。
それを封じる形をとっている。
流石は、見た目にかかわらず慎重には変わらない。
アレクは魔王のたくらみが分かっている。







アレクサンドラ
「闘争ばかりに執着するのは馬鹿のすることだ。長生きする奴が勝つ。
 引き際もわきまえておかなといけない・・・・・・・・逃げるぞ!」


グウウウウーーーーーーー。










アレクサンドラ
「さらばだ!!ユキノ・ヒイラギ。今回は決着がつけれなかったが、次でつけてやるぜ!!」


パシャアアアアアアアアアアアアン!!!


水の圧力を使って、推進力の上昇させて逃げる。
こうなると私で追いかけるのは難しい。








ショコラ
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

ユキノ
「ショコラさあああああああああああああああああああああん!!!!」





あっという間にアレクサンドラがいなくなる。
ダッシュで彼を追いかけるのは無理だ。
得意分野が違う。




私は隠密と瞬間的な敏捷性が高い。
彼は推進力と移動が得意だ。
その差は大きい。バイクや乗り物…だめだ。
この森林では乗ることはできない。
魔法を使ってのダッシュ・・・・・・だめだ。
アレクには勝てない。
その前に、相手は本拠地にたどり着くだろう。







・・・・・・!!
・・・・・・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!






助ける手段がない。見当たらない。
仕切り直しをするしかない。
・・・・仕切り直し…!!仕切り直しをするの!?
ユキノ・ヒイラギ!!
あの男が何をするか分かっているだろう。
何をされて、結果どうなったか?
その結果も私は見ている。
ショコラの凄惨な姿を私は見ている。
身体全身は男性の体液まみれになっている。
清楚に保っていた肢体が無残にズタズタにされる。
身体がボロボロにされ、そして、精神も修復不可能にまで壊される。
一日…一日あれば、女性をズタズタにできる。
それがアレクサンドラ。そして畜生である。
一日もいらない。半日…いや、6時間もあれば十分に壊せる。
ここで何もできない……できないの!!??
ユキノ・ヒイラギ!!
いや、立ち向かうことはできる。
…が、私ひとりが行ってどうなる。
犠牲者が増えるだけだ。
家元も心配する。結果が見えている。









ふがいない・・・ふがいなさすぎる。
私はショコラさんを守ると決めていたのに。
女性を守るためにアレクサンドラと闘うと決めていたのに!!
それができない。あまつさえ、ショコラさんの誘拐の許した。
魔王の手筈不足は否めないが・・・だが、私の目の前で誘拐された。
あの状況では止むえないこともあれが…私がもっと強ければ防げたことだ。
私がチンタラせずにアレクを倒していれば問題なかった。








ユキノ
「今すぐは無理でも私はアレクサンドラを追いかけるわよ!!
 地獄の果てまで追いかけて斬り倒してみせるわあああああああ!!」




私は叫んだ。叫ぶことしかできなかった。
深い森の奥で私は木霊が出るほどの大声で叫んだ。

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アレクがかっこよすぎます(何度でもいいます)
こういう野蛮な人はもう大好物です。
ショコラさんはかわいそうですが……

そういえば、以前のコメントにて、アレクにはそういう裏話があったのですね。
確かになかなか複雑な人のようですね。

なにはともあれ、今回のユキノさんとの戦いで死んでしまうと思っていたので、死ななくて良かったです。

2012/04/10 17:56 | 呼鳥 [ 編集 ]


呼鳥 様へ 

あれだけ死亡フラグ立てて死なないのも珍しいですけどね。。。
まあ、いつ死ぬかの裁量は・・・。
描いてみないと分からないですけど。

あの男はあの男で複雑ですよ。
色々と。
彼が主人公でないので、あまり多く語ってないですけど。

2012/04/10 19:14 | LandM [ 編集 ]


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