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2012/04/21 (Sat) 3話

煙草

クロン
「よし、私も一緒に行こう。それならば何も問題ない。」

ユキノ
「一体どこをどう考えて、私の処断からそこに行ったのですか?
 全く持って分からないのですが。」

クロン
「そんなこと考えても仕方ないし、言うと長くなるから割愛だ。
 お前の望むとおりに物事が進んでいるのだからいいだろうが。」

ユキノ
「まあ、そりゃそうなのですが。」



・・・・それにどの道この手の問題は表面化する。
そのときになったら・・・という考え方もできるが。
それよりもあまり問題になっていない時期にするのも手段かもしれない。






・・・・あの男。
アレクサンドラ・トーリノと言う男。
あの男は思った以上に手ごわい。
そして賢い。
この状態のままクロノス自治区で暴れまわってもらっては困る。
ならば今のうちにあの男を排除しておくのは一つの手段だ。
・・・・もちろん、あまり戦争という状態になってほしくはないが。
なってしまったら諦めるしかない。
それでも釘を刺すことはできるかもしれない。
あの男も馬鹿じゃない。
あまり暴れすぎると自分の命が危ないことも知っているだろう。
それを分からせれば、今の状態のまま暴れることもないかもしれない。
・・・・あくまで、かもしれないだが。







クロン
「まあ、いい。この世の中には果報は寝て待てという格言がある。
 とっとと駐屯所に向かって、とっとと解決するぞ。」

ユキノ
「・・・・・・・・それを言うなら善は急げでしょう。」

クロン
「ごもっとも。それでは行こう。文字通り空間を越えていけばいい。
 誤差はある程度あるからそこは勘弁してくれよ。」






グウンーーーーーーーーーーーー。






空間転移の魔法を使う。
これを使えば移動は楽である。
私の魔法は個人用であって、集団で移動はできない。
2人が限界だろう。
これ以上の人数は送れない。
後方の支援はないが、まあ私とユキノならば大丈夫だろう。
ただ、この空間転移もあまり便利というわけではない。
思った場所にいけるわけではない。
誤差大体1キロ前後だろうか。
私の場合はだが。
それに行きたい場所に行けない場合が多い。
最大のネックなのは建築物内には入れない。
基本的に建築物内は魔法がかかっていて、空間転移の魔法を受け付けないようにしている。
駅などそういうオープンにしている場所はともかくとして。
なので、そのことも踏まえて不便なのは変わりない。
まあ、ワープ装置だと思えばいいか。
どこに行くか分からない。








・・・・・。
・・・・・・ということもあって。
確実に移動したければ、基本的に業者の使う駅の空間転移を使うのが望ましい。
そのほうが確実である。
今回みたいにアウトローな目的ならともかく。
世の中うまくいかない場合のほうが高いのだ。




ユキノ
「空間転移ですね。これならすぐいけますね。
 ・・・・もっとも、酔いがあるから嫌いなのですが。」

クロン
「ぐだぐだ言っている暇はない。・・・・行くぞ。
 ・・・・酔いが怖くて、戦いなんてやってられるか。」


グウウウウウウウウウウ。







私とユキノは空間転移の穴に飲まれる。
まるで、穴が私たちを誘っているかのように。





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