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2012/05/19 (Sat) 9話

ホルン森800昼


ラック
「おおおお~~~~。おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
 見つけたぞおおおおお!!やったよ!!ラック・フェルト!!」



そうこう思案を巡らせていると・・・。
少年のような出で立ちの・・・少年か?男性か。
よくわからないが野郎がいるのを認識できた。



大人なのか子供なのか推し量ることができない人物であるのは間違いない。
まず背が低い。155センチぐらいだ。
この身長だったら、中学生でもいる。
そして、何よりも非常に童顔だ。子供みたいな顔をしている。
いや、本当に子供なのかもしれないが。
それでいて、服装は白衣にジーパンである。
なんだか子ども博士みたいな恰好をしている。




何よりも態度は明らかに子供である。
なぜか理由は分からないが、私を見て狂喜乱舞している。
まるで何かご褒美を貰った5歳児みたいな態度だ。
スキップまでしている。
このような態度をしている大人がいるのだろうか?
・・・というぐらいのフレッシュさがある。
どう見ても大人のするようなことではない。






ラック
「おおおおおお!!あなた様は泣く子が黙るかどうか知らないような魔王。
 クロン・ウェスターノではありませんか!!??ここは一筆サインをば!!」




私の名前を知っている?
それに迷宮化の魔法をかけたこの砦で私のところにやってきた。
・・・・・それだけで警戒の対象になる。
そもそも場所が問題である。
ここがクロノス自治区の街中であれば自然な光景・・・かもしれない。
だが、ここは敵国シュライン国家のホルン森である。
こんな民間人がいない場所でだ。
クロン・ウェスターノだと看破する少年なのか分からない男性。
明らかに何かがおかしい。
それは分かる。
だが、それをおかしいと思わせないような天真爛漫な無邪気の子供のような態度がある。





クロン
「サインはしない主義なんだ。・・・・というか誰だ?おまえは。
 見たところ民間人のように思えるのだが。」

ラック
「ラック・フェルト!!!!・・・・答えたよ。
 さてサインをばよろしく!!!あ、これペンね。」




・・・・・・・・・・苗字がフェルト?
このグッゲンハイムの世界でフェルトの苗字・・・・。
フェルトがつくのはフェルト国家の王族しかいない。



たとえ偽名であっても、フェルトという苗字は使わない。
目立ち過ぎるし、芸能人でも許可していていない。
この男・・・・大国西の管理者フェルトの王族か?
・・・いや、確かにフェルト国家の王族に一人知り合いはいるが。


アルファンガード・フェルト。
別名シェクスピア・ノアール。
あの男グセの悪い女がフェルト王族だ。
・・・ということは年齢を考えても、コイツはシェクスピアの弟か?
義理かどうかは良くわからないが。
だが、どこをどう考えてもだ。
あのシェクスピアがこのような少年のような男を結婚をするわけがないと思った。
確かに年下好きだとは思うが、このような男性とは結婚しないという感覚がある。
よくわからないが。





フェルトの関係者なのは間違いないだろう。
・・・・・苗字がフェルトなのだから当たり前か。
私に会うためにここに来た・・・んだろう。
だが、何か矛盾している。
私に会いたいんだったら、それこそ普通にコンタクトをとればいい。
フェルトの王族関係者なら私とて無下に断ったりはしない。
にもかかわらず・・・・。
私にここで会いにきた理由は・・・・なんだ?
聞けばいいか。







クロン
「なんだって、フェルトの王族がここで会うことにしたんだ?
 フェルト王族関係者が敵国で私と会う理由はないだろう。」

ラック
「僕は見てみたいんだよ。奇跡のような魔法を。魔法のような奇跡を。
 これぞ魔王の真骨頂っていうような奇跡のような魔法を見てみたい。」




・・・・・・。



・・・・・・・。


・・・・・・・・。


・・・・・・・・・。




彼は・・・・・。
考えるのがアレだな。
どういうことだろうか。
考えるだけ無駄だろうか。
どうなのだろうか。





要するにだ。彼は私の全盛期の頃の噂を聞いているということか。
魔界で暴れまくっていた活躍をしっているのだろうな。
だが、私の活躍を知っているのはごく一部だ。
私はグッゲンハイムではあまり有名ではない。



そして、封印されている・・・と知っているのはかなり一部だ。
クロノス自治区でも・・・10人もいないだろう。
それを知っているといいことは私を知っていると言うことだろう。
それはそれで正直に誠意を見せたほうがいいのかもしれない。

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