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2012/07/06 (Fri) 6話

ライサ酒場朝人物アリ(800)


ユキノ
「一番記憶に残っていることを忘却させることができる草・・・
 もとい薬草になるんですかね?」

ラック
「その一番記憶に残っているものだけ消去できるから、後遺症も残らないよ。
 そりゃ普段の日常生活を営んでいる上では害のある草だけどね。



 ショコラちゃんみたいに事件や事故に巻き込まれた人には十分に効果があるね。
 事件や事故の記憶が忘れられなくて困っている人には最適だよ。


 注意としては事件や事故に巻き込まれてからなるべく早い方がいいね。
 良くも悪くも人は忘れる生き物だからね。時が経過すれば忘れる。



 インパクトがある事件でも時が経過するとうっすらしてくるものだからね。
 それだと、別の記憶が選択されることもあるから。早い方がいい。」





・・・しかし、ずいぶんと都合の良い薬草である。
一番記憶に残っている者を消去する薬草か・・・・良い記憶も消去できるのだろう。
それはそれで悪用することが・・・あまりできないか。
ラックも言っていたが消せるのは特定の記憶だけである。
都合よく消したい記憶を消せるわけでもない。
インパクトが残っているものでないとだめなのだ。
まさに今回のショコラさんにうってつけの薬草である。







飲ませ方は丸ごと食べればいいらしい。
・・・それも随分アバウトなような気がするが。
それはそれで仕方ないのか。
彼の性格を表しているのかもしれない。
本当にそうなのかは知らないが。
味は雑草と同じで、相当苦い。
・・・・・良薬は口に苦しとも言うが。
今回の場合は薬ではなく薬草であるが。
あまり丸かじりしたくない草である。
誰だって雑草をむしゃむしゃ食べたくないだろう。
ヤギじゃないんだから。





ただ別になにしてもいいらしい。
野菜炒めに混ぜてもいいし。
シチューに混ぜてもいい。
加熱しても成分が変わらない。
ただ条件はただ一つ。
その薬草そのものを丸ごと胃の中に入れること。
それが条件である。
煎じたりしても駄目とのことである。






ううむ・・・・だったら、大丈夫なのだろうが。
それにしてもなんだか随分信頼感がないというかなんと言うか。
まあ、開発過程に問題があるのかもしれない。
トンカチ打って爆発させたような薬草が本当に薬草なのか疑問がある。
常識人としては見逃せない。
だが、現に成功しているのだから認めるしかないのだが・・・。
これだったら、直に開発している姿を見るのではなかった。
結果だけ見れば、納得するだろうし飲ませただろう。
過程をみるから余計になんだか心配になってしまった。
終わったことを突っ込んでも仕方ないのだが。







個体差もあるらしい。
まあ、なかったらおかしいが。
具体的には、全くその記憶自体消去することもある。
曖昧に覚えている時もある。
効き目によっては覚えていることもある。それは分からない。
神のみぞ知ると言った感じだ。
・・・まあ、神は知っていても何もしないだろうが。
副作用は眠くなることだろうか?
それは副作用というか、作用するために必要なことなだろうか。
寝ている最中に何かあると、錯乱状態になって悪化する可能性もあるらしい。
そのため、薬を飲んで10時間近くは安静状態を維持する必要がある。
かなり難儀であるが仕方ないだろう。
それに都合よく攻めて来ることもないだろう。
たぶんだが。
情報を仕入れていなければ。
それにショコラさんの為に攻めることももう無いと思われる。





・・・・もちろん、使うかどうかの裁量は私にあるわけである。
ラック氏は作っただけである。
それ以降の裁量は私にある。
こんなもの必要ないと捨てることも出来る。
彼の努力を無駄にすることになるが。
それでもリスクもあるわけで。
それを考えると飲ませないのも判断の一つである。
彼もそこまで道具に頓着はないのだろう。
流石に目の前で捨てると怒るかもしれないが。
それでも道具は道具。
その価値や使い方は使うものがきめる。
それが裁量というものだ。
彼もそれをわかっているだろう。
どの道、私次第というわけになる。

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