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2012/07/29 (Sun) 5話

ライサ酒場朝人物アリ(800)



乱暴は・・・・・まあ、語るに及ばずのところがある。
何をされるかは想像に任せるとして。
性的虐待に近いことであるのは違いない。
もっとも性的虐待とは定義が違うのだが。
これの問題は身体的な外傷よりも精神的外傷だろう。
精神的影響は多くの場合、身体的影響よりもさらに深刻だ。
レイプされた直後の時期には、ほぼすべての女性が心に傷を負う。
恐れ、不安、刺激に対する過敏性などがみられる。
怒り、抑うつ、罪悪感などを感じることもある。
受けた虐待についての考えやイメージが繰り返し浮かんできてつらい思いをしたり。
レイプを再体験することもある。
あるいはレイプについての考えや感情を抑圧し、レイプを思い出すような状況を避けることも・・・。
睡眠障害や悪夢もよくみられる
これらの症状が何カ月も続いて社会生活や仕事に影響することもある。




・・・・・。


・・・・・・・。


・・・・・・・・。


・・・・・・・・・。




あまり認めたくない事実だが。
どこの国でも乱暴や監禁は認知されているだけでも毎日起こっている。
それが世界の実情である。
現実と言ってもいいのだろうか。
それがこの世界の現実なのだろうか。
セリス・ナーナウィルという女性が世界は泥のようと言う理由が分かる。




ついでに言うとだ。
あのような事件は男女を問わずなら1000件。
国境付近なので仕方ないが。
だが、これは小競り合いを含まない。
含めるともっとだ。
水面下の事件がこれだけある。
単純にシュライン国家がいなくなれば・・・。
・・・と考えるのは理想論だが。
それでも治安が良くなるのは間違いないだろう。
少しはだが。



・・・・。


・・・・・。



・・・・・・。




そういうことを考えると。
・・・もちろん、私だって鬼ではない。
そして人でなしでもない。
戦いたい心情はもちろんある。
救出したい心情もないわけではない。
むしろ、高い。
だが、泥沼の戦闘に介入する気にもなれない。
そして、本気の殺し合いをする気にもなれない。
今まで冒険家であり、人を殺したことがないわけではない。
・・・が、率先して人を殺したことはない。
戦争は率先して人を殺さないといけない。
それが戦争である。
もちろん、そのことによって守られるものがある。
私たちクロノス自治区の平穏であり、平和である。
グッゲンハイムの世の中は戦争の世の中である。
それこそ一時でも安らぎが欲しい。
その安らぎの為に戦争に介入するのは悪いことではないが・・・。
それでも迷ってしまう。
それは戦い。
戦争というものがどのようなものか分かっているからである。





クロン
「ユキノはどうする?もちろん協力してくれるとすごいありがたい。
 ここまで来ると少しでも戦力は欲しいからな。」

ユキノ
「・・・・なぜそこまで説明をするのです?
 単純にカミラ駐屯所のことだけ話せば私は協力するでしょう。」

クロン
「基本的に私は包み隠さず話す主義なのは知っているだろう。
 その上でどうするか判断してくれ。」

ユキノ
「・・・・・・・・・。」





・・・・難しい判断を求められている。
しかも非常に難しい判断を迫られている。
元々ホルンの森は私たちクロノス自治区・・・。
正確にはエルフの豪族たちの領土だった。
クロノス自治区をまとめる際のドサクサでホルンの森は攻め込まれた。
その結果、シュライン国家に駐屯所を作らせることになった。
ついで言うと、その南にはアイアトーネという大都市もあった。
そこも占領された。
アイアトーネに住んでいる獣人とエルフは追い出されるついでもあって。
クロノス自治区を認める代わりに、その領土を渡せ。
そういわれて、クロンはYESに押した。
やむ得ない判断だった。
その理由を説明しているとキリがないので割愛する。




・・・問題は私の身の振りようだ。
ショコラさんは救出した。
究極論的に言えば、私は魔王の義理を果たしている。
これ以上手伝う必要性はない。
家元も納得はするだろう。
逆にこれ以上戦うことを止める可能性もある。
・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。
・・・・しかし。
ここで止めることにためらいは覚える。
魔王に利用されて魔王の侵略に手を貸す気はない。
が、ここでやめることはシュラインの横暴を見てみぬ振りをすることと同義である。
アレクサンドラとの決着もついていない。
ショコラさん以外の女性も拉致されている。
・・・・このまま私が抜けるのは私が許せないだろう。
・・・ならば。

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