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2012/08/02 (Thu) 6話

ライサ酒場朝人物アリ(800)


ユキノ
「・・・・・・・。」

クロン
「・・・・・・・・・。」

ユキノ
「カミラ駐屯所の拉致被害者の救出。アレクサンドラを倒すところ。
 ・・・・・・・・・そこまでです。私が協力するのは。」




そこが一番の落としどころだろう。
アレクサンドラがいることによる被害は甚大である。
あるいはカミラ駐屯所の拉致された女性の救出。
これが終われば、私が協力する必要性はない。
義務感もなくなるだろう。
だが、そこまではしなければ私は現実から逃げたのと変わりない。
一日3件陵辱されている。
毎日誰かが拉致監禁されているという現実を。
そして、シュラインがホルンの森に駐留している。
このことで一年で1000件以上の乱暴事件が発生している。
男女含めてのことだが・・・。
それでも多い。




クロン
「それでいいのか?もちろん強要しているわけじゃない。
 こちらとしては助かるが・・・・ユキノの気持ちもあるだろう。」

ユキノ
「ここで戦闘を止める事は現実から目を背けることですからね。
 あの男との決着もあります。逃げるわけにはいかないでしょう。
 あれだけの現実。そして、暴行事件が1000件近く発生している。
 それを少しでも抑えることができるのであれば…戦います。」




クロン
「分かった、やるからには成功させる。ホルンの森をもっとマシにする。
 現状、シュライン国家がいる関係もあって1000件以上の乱暴がある。
 男女含めての数字ではあるが・・・それでも多すぎる。
 それをなくすことは出来ない。減らすことはできるだろう。
 

 それをやってみせる。魔王の意地にかけてな。
 魔王は平和の為に人でなしになるのが仕事でもあるからな。
 我々、クロノス自治区の平穏と尊厳を守るためだ。
 そのために戦わないといけないときもある。」





魔王は満足そうな表情をする。
そこまでは予測済みということか。
まあ、私と魔王の付き合いは長い。
10年以上になる。それぐらいは分かり合えるか。
お互い立場も何も変わったが。
・・・どうにもこの男とは腐れ縁だ。




言いくるめられたわけではない。
自分で納得して判断したことだ。
実際問題後悔もしていない。
全て納得して戦うことを決めたのだ。
それは言うまでもないことだ。
ここで逃げることは自分が許せない。





最初はとある女性の救出。
そこで女性がどのように被害にあっているのか。
それを私は見た。
その現実を見た。
そして、それがもっとあるのも知った。
私は武門に司り力もそれなりにある。
一般人よりも。
ならばやることがある。
その力で住民の平穏と尊厳を守る必要がある。
そして、今、その戦闘が近づいている。
その戦闘から逃げると言うことはだ。
他の女性が乱暴されるのを見てみぬ振りをするということだ。
そんなこと私には出来ない。
出来るほど達観もしていない。
そして、冷酷でもない。




だからと言って、際限ない戦いに入るわけでもない。
区切りはつけている。
敵の駐屯所にいる女性の救出まで。
・・・そこまでが私の出来ることだろう。
そこまではやる。
やって終えて見せよう。








この戦いで死ぬのかも知れない。
・・・それはいつの時代でも同じだ。
そういう稼業をやっているのだ。
覚悟はある。

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