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2012/08/02 (Thu) 8話

ライサ酒場朝人物アリ(800)


クロン
「・・・・ということでだ。人手を要する。
 まあ、シュラインとの小競り合いになりそうだったらなおさらだ。」

ユキノ
「ですが、今のご時勢気合でどうにかなる時代は終わりました。
 時代は兵器の強さと兵士の能力、そして戦術になっています。
 もっとも、兵器を扱うにしても兵士自身の能力が必要となります。
 結局のところグッゲンハイムでは兵の質がものを言いますよ。」





前略、私が協力するのはいい。
だが、それだけで事足りるわけではない。
人数はいる。
かといって下手な兵士は要らない。
強い武器は使えない。
装備もできない。
役に立たない。
必要なのは質の良い人数ある兵士。
・・・ってかなり贅沢な話だ。
だが、そうしないとグッゲンハイムでは単純な数では勝てない。
それがファンタジーの世界なのだ。





そのため、どこの国家も少数精鋭の軍隊を設置しているのだが。
この自治区は最近できたばかりだ。
それを求めるのはしんどいことだろう。
それに国境警備隊を敷いている。
その状況下で自由に動かせる質のある部隊。
・・・ということになると相当限られる。
というよりか、クロノス自治区はそこまでない。
それが現状である。
各方面で治安維持に当たっている。
それで精一杯。
魔王直属の部隊などつくっている暇などないのだ。
自由に動かせる部隊も。
私一人協力してできることは限られる。
どうしても数は必要になる。
相手の軍と戦うためには。






クロン
「わかっている。一万の雑魚の兵士がいても、一人の勇者で勝てる。
 それがグッゲンハイムの世界だからな。だから人選は誤らない。」

ユキノ
「質も量も求められますよ?
 ・・・まあ、魔王ですから抜かりはないと思いますが。」




・・・・自衛団は使えないだろう。
このクロノス自治区はそこまで軍隊という概念が備わっていない。
まだクロノス自治区が創立されて5年ぐらいしか経過していない。
この状況下で、まとまりのない自衛団を使うのは無理がある。
無理をして使ったとして、治安が悪くなるだろう。
だからこそ、あの魔王が極力戦闘を回避しようとしているのだから。









クロン
「・・・・・ということで黒炎教団を使う。」

ユキノ
「いやいやいやいやいや。」

クロン
「またまたまたまたまたま。」







私から見れば、黒炎教団というのはいわゆるヤのつく自営業だ。
もっとも正確にはあちらも教義があり、信仰がある。
至極真っ当な教えをしているので良識的ではある。
クロノス自治区のメジャーな武力集団といえる。
あまり人様には迷惑をかけない武力集団。
むやみやたらに一般人に危害を加えない。
だが、それはむやみやたらに。
ということであって絶対ではない。
それなりに一般人に危害を加えている例はある。
そのため、私たち焔流派が介入して武力衝突に発展するときもある。
ナワバリ争いをする気はないが・・・。
それでもあちらがそれなりに一般人に危害を加えるなら衝突する。
そういう関係である。かなり簡潔に言うと、身近にいる敵ということになる。
・・・簡単に言いすぎな感もあるが。





・・・・・確かに兵力としては申し分はないが・・・・。
それでも毒をもって毒を制するとでも言おうか。
確かにこれ以上手ごろな方法はないだろう。
武力集団としては申し分ないし、シュライン兵士と互角に戦うことができるだろう。
・・・・しかし、個人的感情としてはあまり賛成はできない。
この黒炎集団とは敵として何度か衝突したことがあるのだから。
だが、今はそうこう言っている場合でもない。
クロノス自治区全体の危機である。
みんなが協力して戦う・・・というのは道理である。
それはわかっているのだが・・・・。

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