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2012/08/15 (Wed) 8話

核爆発前ホルン森800


シェクスピア
「それで?それだけ?電話の用件は?」

ラック
「ああ、魔王復活の算段の相談。」

シェクスピア
「アンタが魔王復活の算段?そんなに魔王復活に執着してたっけ?」

ラック
「ちっちっち。アルン、キミの娘であると同時に僕の娘でもあるんだよ。
 レイビア・フェルトちゃんは。」



そうでした。
完全に忘れていた。
旦那は旦那で研究と息子の面倒を見ているので忘れていた。
しかし、レイビアにそこまで執着しているのを見たことがなかった。
いないものは仕方ない。
そのスタンスであるには変わりない・・・と思っていたが。
それでも娘が戻ってくるならそれに越したことはないのかもしれない。




確かに土壌はできていると思う。
魔王の血をもらったショコラ。
そして、シュラインとの小競り合い。
考えれば魔王は復活したほうがいい。
後はきっかけだろう。
これは絶対復活しないとヤバいという状況を作るのがいい。
危機感を持てば、何が何でも復活する手はずを取るだろう。
・・・・問題はどうやってそれを作るのか?
魔王のことだ。
大概のことは驚かない。
それこそ自堕落な性格だ。



あの男の精神構造はどうなっているのか。
生きることを諦めているかのように自堕落なところがある。
それは今まで生きていてある程度達観しているのか。
それとも根っからの自堕落な性格なのか。
推し量りにくい部分があるが。
何にしても大概のこと驚かないのは間違いない。
それだけの人生をかいくぐっているのだ。





ラック
「ちょっと、フェルト国王直々にお願いされた実験があってね。
 僕はあまり戦場で使うのは気が進まないんだけどなあ・・・・。」

シェクスピア
「国家ぐるみ?パパも関与しているの?
 アンタが渋る実験って、相当どでかい実験なの?」

ラック
「YES。とある兵器の実験をしたいんだ。僕が開発した爆発物。
 それをフェルト国家としてもぜひとも実験してみたいんだってさ。
 ま、僕も自分が開発したものだから見てみたい。
 ・・・・・・・・・まあ、かなりすごいものではある。」




・・・・・・確かに。
そのきっかけはほしいところだ。
魔王といっても目の前の政治で忙しいのは間違いない。
それを打開して魔王は自分の復活をさせる状況・・・。
もといやる気にさせる必要がある。 
さっき旦那が言ったように土壌はできている。
後はきっかけである。
きっかけがあれば魔王はやる気を出さざる得ないだろう。
今回の誘いはうってつけである。
それにフェルト国家も関与している。
私好みのお願いともいえる。







・・・・しかし、この男が実験を渋るのは珍しい。
かなり珍しい。
研究施設まるごとぶっ壊しても気にしないような男である。
その男がここまで渋るものとは・・・・。
まあ、爆発物なのだろうが・・・。
それにしてもここまで渋るのは・・・。
それこそA++以上の兵器だろう。
いや・・・それこそEXクラス・・・。
森ごとぶっとばすような爆弾なのだろうか・・・。
それだとすると確かに渋るように思える。
だが、それぐらいの兵器を開発したのなら・・・。
確かに魔王をびびらせることは出来る。
・・・・それ以前に森がぶっ飛んだら困るが。





シェクスピア
「いいわ。誘いには乗るわ。…んで、それだけの兵器なんでしょう。
 当然フェルト国家からも人員を回すということなのよね?」

ラック
「キミにはその爆破物の設置に立ち会ってもらう。
 そして、スイッチを渡すから見計らって押してほしい。

 詳しくはポイント・・でよろしく。フェルトの騎士団を回すから。
 それじゃあね。僕は立ち会わないから、代わりに奥さんよろしく。」




ピ。





なんだか電話線の立ち会いみたいにサラっと言ってくれる旦那である。
まあ、今に始まったことではないが。
それにしても壮大なことをサラっという。
それが旦那の長所であるといえばそうなのだが。
それともあまり実感がないのだろうか?
それはないと思う。彼は生きることに充実している。
良いことも悪いことも、腹黒いことも咀嚼してあの性格をしている。
すごい性格である。楽観とかそういう問題ではない。
あらゆる苦難を超えて楽観を通しているのである。




・・・・何にしてもフェルトのかかわることである。
私にデメリットはない。
ならば参加してもいいだろう。
確かに設置でリスクも大きいが、フェルト騎士団も参加するのである。
いざということがあっても、一蹴するだけの能力はある。
リスクもあまりないだろう。
・・・いや、私に限って言えばというのであればという話だが。





フェルトぐるみの爆発物実験か。。。。
確かに興味がある。
今は時代が進んでいる。
魔法だけの時代ではない。
それこそ科学技術も目を見張るものがある。
その一端を見させてもらうとしよう。

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