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2012/09/11 (Tue) 6話

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シュウウウウウウウ!!


ガキン!!!



アレクサンドラがオターに水を纏いながら突進してくる。
飛沫をあげながら迫るガンランスを私は軌道を見切ってかわす。
威力は大きいが長大・重量級の武器は連続攻撃には向かない。
一撃一撃を見極めていけば大丈夫だ。
それぐらいの冷静さはある。
軌道を変えてきても見極めることはできる。
局面から考えれば、勝つ確率は5分5分。
それでは駄目である。
私は勝たなければならない。
勝たなければ死ぬ。
どのような手段を用いてでも生き残る。
それが戦いである。
戦争である。
どのような手段を使ってでも。
戦争で生き残ることは最優先である。
残された人のためにも。




シュウウウウウウウ!!




ガキン!!!




かといって、いつまでも力勝負というわけにもいかない。
どちらかがジリ貧になる。
どちらが体力があるか。
集中力が持つか。
それは問題である。
私も体力は自信がある。
グッゲンハイムの世界では男性より女性のほうが魔力が高い。
子どもを産む関係である。
その為、戦闘でもポテンシャルは5分5分になる。
それがこの世界である。
それを差し引いても、体力はどちらが勝っているか微妙だろう。





シュウウウウウウウウウウウウ!!!



ガキン!!!!





分身の名残。
まだ分身は残っている。
それだけでも錯乱させることはできるだろう。
ないよりも。
この間にどうにかさせたいという気持ちはある。


この状況。この場面。
ひょっとしたら、アレクサンドラの優位かもしれない。
これだけの戦闘感覚が今はある。
この状態では私が食われる可能性が大いにある。
なんとか打開をさせる必要がある。
この状態だからこその欠点を考える必要もある。



自身の優位を知るアレクサンドラが再び突っ込んでくる。
やはり私の回避に合わせてガンランスの軌道がわずかに反応している。
私は紙一重ではなく多目に距離をとって攻撃を回避する。
それでもガンランスから吹き出す飛沫は私に届いていた。
さすがに攻撃というわけではなさそうだが。
それだけ近くをガンランスが突き抜けているのだと考えると胆が冷える。




ギリギリな局面。
それは私もアレクサンドラも同じことだろうが。
先ほど5分5分だとは思ったが・・・。
ここまでの研ぎ澄ました戦闘感覚が今は備わっている。
極限状態になって、身体が目覚めているのかもしれない。
そうだとすると、私の勝率は3割か4割か。
なんにしてもそれぐらいしかないだろう。





ユキノ
「・・・・・ぐ!!」




ガキン!!






文字通り決死の覚悟で挑んでいる。
私を殺す気なのは間違いない。
ここまで互いに満身創痍であるにも関わらず。
私もアレクもまともに身体を動かせない。
それでも戦いを続けている。
続けざる得ない。





アレクサンドラ
「だから俺は強くなる。誰よりも、強くならなければならない!!
 強くなければ、この国は守れないんだよおおおおおおお!!

 南からエルトフィーフとワイルフ!!東からはフェルト!!
 そして、デュミナス帝国!!全ての国から守るためには力がいる!
 物理的な!!圧倒的な力が!!力がなきゃ何も守れねえ!!!
 俺はこのシュライン国家を守るため強くなる!!誰よりもおおお!!!」





ガキン!!





アレクサンドラ
「・・・・・ち!!」

ユキノ
「それが弱者を慰み者にすることの正当化にはならないわ!!
 強きものは弱きものを守るが道理よ!!ショコラさんだって!!
 今捕らえられている女性も!!貴方に殺された無力な兵士も!!
 それだけの力追求し続けて、行うのが暴力なんて、誰であっても正当化されるわけがない!!」






衝突のたびに身体が疼く・・・・。
かなり焼けどが響いているのは分かる。
だが、ここで負けるわけにもいけない。
今、魔法による剣撃を加えてもだめだろう。
そこまでの握力もない。
刀がすっぽり抜けるだろう。
それに先ほどの爆撃で魔力を使いすぎた。




アレクサンドラ
「あるんだよ!!その権利が!!力あるものには!!
 弱きものを蹂躙する権利が!!」

ユキノ
「そんな権利誰にもありはしない!!あってたまるかッ!!」




逃げる場所はありはしない。
爆発の影響で一面荒野となっている。
この状況下で逃げることは不向きである。
加えて、この怪我である。
逃げるにはかなりの労苦を伴う。
それよりもこの目の前にいる敵を倒したほうがいい。
不退転。背水の陣。
そういった気構えである。

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