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2012/09/23 (Sun) 3話

廊下800昼


アレクサンドラ
「…………異動?」

司令官
「そうよ。今回のことでな。アイアトーネ市の司令官をしてほしい。
 今回のことに関しては、現場の責任を押し付けた私にもある。」

アレクサンドラ
「悪いのは全て俺だろう。司令官が責任を感じることはねえ。
 処断なりした方が他国にも示しがつくんじゃねえのか?」

司令官
「キミはシュライン国家でもトップ10に入るぐらいの功績がある。
 ………本当にすまなかった。司令官は責任を取るためにある。」



異動だけで済むというのも恩情だな。
……と正直思ってしまう。
あれだけの問題行為をしてしまったのだ。
処罰されて当然だと思うのだが……。
そういう風にはいかなかった。
俺自身はそうなっても悔いはないのだが。
そうなることも許されないと言うことか。



俺ほどの実力と国家への忠誠。
軍への帰属意識がある人材はそこまでいない。
それこそ数えるぐらいしかいないだろう。
それを考えると、無下に処断できないというわけだろう。
規律云々よりもだ。
確かに悪いことをやったわけではないが。
いや、この場合の悪いこと、と言うのは命令違反や反逆行為と言う意味だ。
俺のやったこと自体は道義的には悪い。
だが、別に国家に反逆したわけではない。
ちょっと好き勝手しすぎたというわけだ。
だから、司令官は何も言わないと言うわけだ。




司令官
「司令官からすればな。キミをそういう行動に追いやった。
 ……そういうことになるんだよ。だからアレクサンドラが気病むことじゃない。」



……それは随分なこじつけだな。
まあ、それでいいのかもしれないが。
長くこの司令官と一緒にやったが。
……それにしても随分と優しい司令官だ。
こういう奴がまとめるからこそ、他の奴もついてくるのだろう。

アレクサンドラ
「分かったよ。そのほうが都合がいいなら、そうしてくれ。
 恩ある司令官なんだ。無下に断ることはしねえよ。何だってやるさ。」



正直、恩義ある司令官の命令は断れない。
死ねと言われれば死ぬし、草むしりしろと言われればそれをする。
それぐらいの恩義がある司令官である。
今回の好き勝手も見逃す度量がある司令官なのだ。
逆を言えば、俺のように恩義を感じている軍人は相当数いるだろう。
それぐらいに司令官は求心力があるということだ。
流石に名前だけの司令官ではないということだ。
それを感じさせる。
今回の采配ではあるな。











・・・・アレと決着をつけれなかった。
それに全てが終わったわけではない。
それにしても・・・・・。
処断されるとばかり思っていたからな。
命が繋がったということか。
俺は。
さて、これからどうするかな。
おとなしくするしかないか。

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