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2013/08/12 (Mon) 4話

4話「カレン・エスターク」



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ガチャン。

ヒンメルは会議を終えて、会議室から出る。






ドアの付近に立っている老女がいる。
サングラスをかけているが、年齢を重ねているのは分かる。


70歳前後だろう。
白髪が多くある中に赤い髪が混じっている。
身長は190センチはある。
老女としてはあるまじき身長であり、大女であることは間違いない。
恐らく、若い頃は2メートル以上あったことが推測される。

ヒンメルとも身長さがある。
顔一つ分差があるだろうか。
それぐらいの大きな老女であった。









ヒンメル
「いつもありがとうございます。
 貴女のような英雄にこのようなことをさせてしまうのは胸が痛みます。
 カレン・エスターク様。」


カレン
「いつものことだ。遠慮はいらん。
 それに英雄の度合いで考えるならお前の方が上だ。」





カレン・エスターク。
グッゲンハイム大陸の大部分を支配するデュミナス帝国の英雄。


50年前から終わらない戦争で戦い続けた英雄である。
この50年。
戦争ばかりだったら大陸で最初から最後まで最前線で戦い続けた英雄である。
ある時はデュミナス帝国のために。
ある時は世界を救うために。
50年戦い続けた英雄である。
現在は70歳。
高齢ではあるが、それでも一般軍人とは比にならないほどの力を持っている。















現在はヒンメルのボディガードをやっている。


ヒンメルからすれば、恐縮するような内容である。
50年最前線で戦った。
しかも高齢の英雄にボディガードをさせているのだから。


しかし、これはカレンの希望であり。
ヒンメルがいくら遠慮しても付いてくるのだから仕方ない。






ヒンメル
「さて、会議は終わりました。今日の仕事は終わりです。
 これからよろしくお願いします。勇者様。」

カレン
「任せておけ。ここで立ちっぱなしで待っているのは飽きたところだ。」


ヒンメル
「座っていたらよろしいのでは?」


カレン
「それでは何かあったとき行動できないんでな。」


ボディガードの責務を忘れないカレンであった。
そういう細かいところは実際のところは部下に任せて、
ボディガードを指揮立場でも良いのだが。

それをせずに、自分で行動するところが彼女のポリシーなのかもしれない。
彼女が他のボディガードに指示をせずに自分で見せることが教えである。


実際に、指揮する立場は彼女の性格に合わない。
彼女は猪突猛進するタイプのファイターである。
年齢が70歳になろうとも、それは変わらない。
だからこそ、今でも前線に立とうとする。












ヒンメル
「勤勉ですこと。」

カレン
「お前も大概だがな。」


生粋の真面目さを誇るという観点から言えば。
二人はよく共通している。
そのため、気が合うのかもしれない。

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