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2013/08/15 (Thu) 7話

7話「建設ラッシュが平和の証」




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ブオオオオオオ。


リムジンは走っている。

外の光景をワインを飲みながら見ているヒンメル。
外ではいたるところで工事をしている。









ヒンメル
「戦争がなくなって5年。
 ようやく、平和を実感して皆が経済発展のために
 大きなビルを建築していますね。
 
 昔だったら、いかに頑丈な建物を建築するか?
 ・・・でしたが、今ではいかに経済発展をするか、
 を考えたものになっていますね。

 他の議員も言ってましたけど、
 本当に世界は平和に向かっていってますね。」


時代が変わりつつあった。

昔では戦争に耐えられるだけの頑丈な建物を建てるのが主流だった。

それが今では最低限の頑丈さ。
そして、効率的な仕事ができるように建築されるように設計されていた。
ビルなどといったものが多く建築されるようになっていった。












ツーーーー。

ごくん。


ヒンメルはワインを飲み干す。







カレン
「そうだな。私が生きている間にこのような光景を見れるとは思わなかったな。」


ヒンメル
「もっと先を見せてあげますよ。
 貴女が生きている間。
 貴女が土で眠っている間もずっと見せてあげますよ。
 私が生きている間、ずっと。。。。
 そう思って仕事を続けます。」








カレン
「生真面目だな。」



二人は感慨にふけりながらビルの光景を見ていた。

もちろん、仕事の間はこのようなことを言わない。
平和についてもっと充実させる責務があるからだ。




だが、プライベートでは別だ。
建築が安心してできるということはそれだけで平和なことだ。
それすら出来なかったこの50年は狂っていたとしか思えない。
そういうことだ。







ヒンメルというのは過剰なまでに生真面目である。
平和に対して苛烈なまでの願望を持っている。




それはカレンも同調するところである。
同調はしているが、それでも周りに合わせる部分もある。
それを妥協せずに断行した点が、ヒンメルの魅力なのかもしれない。

そのため、敵も多い。
多いからこそ、それだけ上手く平和が機能している証明でもある。










ブオオオオオ。

リムジンは走り続けていた。

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