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2013/08/23 (Fri) 1話

1話「勇者と大英雄の始まり。」



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グッゲンハイム1930年。



ヒンメル
「これを・・・魔王が設計した魔法・結界の理論書。
 こんなにもあったなんて・・・・!!!
 

 私のお爺様・・・・クロンお爺様は本当に天才だったんですね。
 新しい魔法の理論・・・そして最古の魔法。
 禁呪・・・・・。
 それらすべてを書物にしてあるなんて。
 
 これらを発表すれば・・・魔法の世界が変わる・・・!!!」




カレン
「お前には5年で魔王の魔法と魔術理論を取得しろ。
 同時並行で私が戦闘技術を徹底的に教え込む。」


当時、ヒンメルは10歳の少女だった。
その10歳の少女に今まで蓄積された魔王と勇者のすべてを教え込むというのだ。


過酷かつ苛烈に決まっている。
それに耐えられるのか。








カレンは耐えられると見ていた。
身体の面に関しては。
精神の面に関しては分からない。




才能はある。
勇者自身よりも、魔王よりも。
あの光の天才、世界を救った英雄サツキ・クリストより上の才能がある。
そう見ている。
少なくとも魔法と戦闘技量に関しては。





だが、それが精神で付いて来れるかはまた別問題である。
そのあたりは賭けであった。

カレンにとっても。








だが、この当時カレンは50歳。
いい加減に後継者を定めて教え込む必要性があった。
魔王の孫娘。
素養としては十分である。








カレン
「お前は本当の天才だ。1000年に一度の天才。
 私や魔王がたどり着けない境地にたどり着ける大天才だ。
 天才は時間を越えることができる。
 お前なら5年で魔王が生涯で組み立てた魔法理論を理解できるだろう。
 それができないなら、たんなる怠惰なだけだ。
 そんな奴に用はない。
 この世界は平和にしたかったら、5年で覚えろ。」

ヒンメル
「・・・・・。」








カレン
「これは私にとっても賭けだ。
 私の賭けが勝てば、恐らく世界から戦争はなくなる。
 そこから先は知らん。その先の奴らが考えることだ。
 世界を平和にする。
 その英雄は私はヒンメル、お前だと見ている。
 お前は子ども心ながら世界は平和になればいいのにと願った。
 そのチャンスをお前にやる。
 後は自分でやって見せろ。」


ヒンメル
「・・・分かりました。世界を平和に出来る可能性があるのだとすれば、
 私がどのようになろうとも、その修練に耐え抜いて見せます。」











その15年後。
世界から戦争がなくなった。
カレンの賭けは成功したのである。


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