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2013/08/25 (Sun) 3話

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3話「世界を平和にするための怪物」





カレン
「メントローム駅。このすぐ近くの駅でテロ事件が発生した。
 今現在、特殊部隊が向かって、解決に乗り出している。
 ヒンメル一行は周囲に警戒しながら、ホテルへ帰還してください。
 ・・・・ということだ。」


通常の判断である。
世界を指揮しているヒンメルは真っ先に警護対象となる。
その判断は間違っていない。
当たり前の判断とも言える。








ヒンメル
「分かりました。・・・アンデルセン。
 メントローム駅へ向かってください。
 テロ事件の鎮圧へ私たちも向かうとしましょう。」

カレン
「お前。分かりましたの意味知っているか?」





ヒンメル
「分かっていますよ。
 理解した上で駅へ
 向かおうと言っているだけです。
 
 平和を願うものが逃げては示しも付かないでしょう。
 
 せっかく、平和を乱すものが現れているのです。
 
 頸を撥ねて、
 平和の道理を示すが魔王の孫というものでしょう。」






穏やかな笑み。
静かな笑み。
変わらない博愛主義の笑み。
それらを浮かべて、平然と答えるヒンメル。











カレンとて、彼女が駅を向かうことは理解している。
彼女はそういうことに逃げる人ではない。


むしろ、立ち向かって戦う人である。
今まで平和を脅かす者をいくら制裁を加えたか。
それはヒンメルも数え切れないだろう。
国家を2つ潰したヒンメル。
平和を乱す者には容赦なく制裁を加えてきた。






カレン
「お前のそういうところは嫌いじゃない。
 ま、私もお前も現場で戦いまくっていたからな。
 こういうのもないとつまらないな。」

ヒンメル
「勇者様、戦いはないに限りますよ。」




カレン
「・・・やれやれ。そりゃそうだ。
 戦争をなくすために戦ってきたんだ。
 戦いがないと退屈だと言ってはいかんな。」


カレンは頭を掻いた。
今まで戦乱の時代だった。
それを考えると退屈な毎日とも言える。
それがカレンにとってのこの5年であった。





だが、平和が退屈だと思ってはいけない。
平和に越したことはない。そして、守られた方がよい。
それを考えると、私は時代遅れか。
カレンは自分でつぶやいていた。








ブオオオオオオオ。


そして、車が動き始める。 



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