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2013/09/02 (Mon) 1話

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1話「霧は地下鉄を覆う」








ヒンメル
「・・・流石にミストが酷いですね・・・。
 私にしても、
 勇者様にしてもこういう条件ではあまり力が発揮できないですからね。」

カレン
「確かにな。魔王とかはこういうのが強いと思うがな。」


テロ解決の為に、向かったヒンメルとカレン。
だが、状況があまり良くない。


ヒンメルのクラスは魔術師。
カレンのクラスは戦士である。

忍者や暗殺者、
あるいは敏捷性や技量の高いクラスであれば悪条件でも安定した力が発揮できる。

あまり悪条件で全力で戦えるクラスではない。







通常の相手であれば、特段気にする必要はない。
真っ向でなくても、十分に勝てる。


・・が、互角の相手になれば話は別になる。
環境が勝敗を決めるときもある。
これはそういう戦いになるときがある。


今回は、目の前すら霧で覆われている地下鉄である。
この戦場で二人が十二分に力を発揮するとは思えない。









カレン
「ヒンメル、お前は不意打ちに気をつけろ。
 自力でお前に勝てる奴は誰にもいない。
 じっとしていて、状況を観察して敵を倒せ。」

ヒンメル
「勇者様はお体のこともあります。なにぶん無理をなさらないように。」




カレン
「普通だったらそうなのだがな。
 魔王が相手だったら無理をさせてもらう。」



ヒンメル
「・・・・・・。」


確かにカレンは強い。
だが、今は普通の一流軍人と変わりない。

そもそも70歳の老女に何をさせようというのか。
世界は彼女の言うように平和になった。
カレン・エスタークの望みは叶っている。

ならば、後は何が必要か。
最後の戦い。
死地となる戦場なのかもしれない。










カレンは死ぬかもしれない。


ヒンメルは直感としてそう感じた。
彼女は直感のスキルがあるわけではない。
なんとなく気配である。
彼女は今回の魔王かもしれない者の戦いを死地と決めたのかもしれない。









・・・だとしても。

それをヒンメルは邪魔することはできない。
それこそ勇者の死生観の問題である。


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