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2013/09/05 (Thu) 4話

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4話「憎悪は引き継がれる」





ヒンメル
「さて・・・私は魔王探しといきましょうか。」


カレンがナイトファントムを引き受けてくれている。
ならば、その大元がどこにいるか。
それを辿るのが魔術師の役目だ。

そういった意味では、カレンの選択は正しかった。
カレンが探す役割には向かない。




ヒンメルは魔術師である。
魔力を目に集中させれば見えないものも見えるようになる。

このあたりは魔法ですらない。
魔力の循環の若干の調節である。




すべてを覆う霧。
それを透けて何かが見える。










ヒンメル
「・・・・・人影?」


霧の中に人影が見える。
何かが見える。

もっとも凝らして見る。
すると、より明細に見えてきた。









それはいた。


輝く漆黒の長い髪。
透き通った肌。
猫型の可愛らしい耳。

華奢な肢体。
それでいて、胸や腹部などは丸みが帯びている。
愛らしいいでたちをしている。


何よりに特徴的なのは瞳だった。
髪と同じように黒い瞳。
信念のある瞳をしている。
それでいて、その奥に悲しみと憂いがある。










アレを殺しなさい。

ヒンメルの後ろで誰かが囁いた。



アレを嬲り者にしなさい。

再び誰かが囁く。




アレを陵辱の限りに尽くしなさい。

身体の奥底が命令された。
後ろにいる、限りなくヒンメルに近い誰かに。








ヒンメル
「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


ヒンメルは人影へと駆けた。
光に近い速さで。



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