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2013/09/07 (Sat) 6話

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6話「精霊が称える抜刀術」





ガキーーーーーーーーーーーン!!!!!!


ナイフが止まった。
女性の持っている刀で止められた。






・・・いつ止められた?


頚動脈を切れる体勢は整っていた。
あと、1秒もしない間に斬る事が可能だった。
どんなに反応速度が速くても、
あの状況・体勢で防ぐのは魔法のサポートがなければ無理。
魔法でも早口のスキルが必要。












・・・それでも防ぐとなれば、
神の領域の技量、精霊が称える領域の技量が必要。

女性の持っているのは刀。
女性のクラスは侍か剣士か。
刀を持つものに特化したクラス。
しかも、EXランクの侍。神の領域に立つ剣術使い。





冷静にそれを判断したと同時に不可思議な感覚に陥った。












そもそも何故攻撃を仕掛けた?
一般住民だったかもしれない。


にも関わらず、本能的に敵だとヒンメルは認識した。
そんなことは今だかつてない。
たとえ、暴虐を尽くす敵であっても最初は会話から入るのがヒンメルのやり方。
それでも分かり合えない最終的手段としての暴力。
・・・もっとも、グッゲンハイムでは暴力で解決する方が多いが。





それでも今の身分になってからは話し合いで解決する方が多い。
それはヒンメルの信条でもあった。


それを根本から切り崩す攻撃衝動に覆われた。








ヒンメル
「貴女…誰ですか?
 私は貴女のことは何も知りません。
 見たことも聞いたこともありません。
 絶対に初対面です。

 にも関わらず…私の後ろで囁くんですよ。
 アレを殺せ。暴虐の限りを尽くせと。
 
 私の本能が貴女に対する憎悪で埋め尽くし、
 闘争へと駆り立てる。

 貴女…本当に誰なんですか?」


女性
「遺伝子レベルでショコラお婆様の家系を恨んでいる・・・!!
 本当に・・・度し難いほどの憎悪ね!!
 まったく・・・!!
 ミルフィールお婆様はどれだけ憎悪していたの!!??」







ヒンメル
「ショコラ・・・・?」




「ショコラ」。
聞いた事ない名前だ。
ヒンメルはそう思った。
だが、同時にヒンメルの祖母の名前も飛び交った。



「ミルフィール」。
ヒンメルの祖母の名前。
彼女は早死にだったため、ヒンメルは実際に会ったことがない。


ショコラはミルフィールの血筋の関係か。
どちらも女性はお婆様と括っている辺り、その兼ね合いと思った。

それでも意味不明な会話であることには変わりない。
ヒンメルはそう判断した。


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