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2013/11/23 (Sat) 5話

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5話「千の葉が歴史を積み重ねる。」



ヒンメル
「・・・・ということは、今の恋人はあのエクレアって女性になるんでしょうかね。
 あの抜刀術の達人の。黒髪の女性の。」

カレン
「そう見て間違いないだろう。
 年齢差がかなりあるが。」


魔王の素振りから見れば、
明らかに恋人はエクレアだろう。
孫娘の願望を叶えるために戦っているということだろう。





エクレアの女性が20歳きてないのは姿を見れば分かる。
魔王は75歳である。
考えれば50歳以上の差がある。
かなりの差である。
それぐらいの差はありえるといえばありえるが。















ヒンメル
「歳の差はどうでもいいです。いや、まあ興味はありますが。
 それよりもアレは誰なんですか?」

カレン
「エクレアはお前の祖母ミルフィールの妹ショコラの孫娘だ。
 ショコラは魔王の後妻に当たる。
 そのため、魔王の血を引いた孫でもある。」






そこまで聞いて合点がいった。
ヒンメルの祖母ミルフィールの妹ショコラ。
その孫娘。
それがエクレア。




ついでに魔王の血も引いている。





そう聞けば、血縁関係がはっきりする。
・・・かなり遠いが。



















ヒンメル
「エクレアはかっ飛ばして言えば、
 私の遠い妹みたいなものですね。
 

 私の祖母のミルフィールお婆様にショコラという妹がいて、
 その妹ショコラお婆様は魔王と再婚していたんですね。」






カレン
「・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・。
 逆に聞くが。お前はショコラという名前を全く聞いていないのか?」


カレンは違和感を覚える。
確かにヒンメルにとっては祖母の血縁関係の話である。
聞いていない話は考えられる。






・・・考えられるが。
だが、違和感を感じる。






意図的に教えていないのではないか。
・・・という他意。
具体的にはヒンメルの祖母ミルフィールの意図というか悪意を感じる。















ヒンメル
「全く聞いていなかったです。
 ・・・というよりか、私の両親の話だと、
 

 ミルフィールお婆様はまったく子育てに関与していなかったらしいです。
 

 確かに、魔王が家に帰ってくるときだけは家にいたらしいですが。
 それ以外は、全く子育てをしていません。
 
 ミルフィールお婆様が何をしていたかは魔王も誰も知りません。
 なので、私の両親はショコラお婆様は勿論、
 ミルフィールお婆様のことすら全く知りません。」



カレンはそれを聞いて、
ミルフィールとの会話を思い出した。
カレンは何度かヒンメルの祖母ミルフィールと会ったことがあった。
付き合いから言えば、魔王よりも長かった。





・・・。


・・・・・・。


・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・。


グッゲンハイム1906年

ミルフィール
「かなりどうでも良い話ですが。私たちの子どもには期待しないでくださいね。
 多分、孫の世代の誰かが世界を平和にする力を持つ者が現れると見ています。
 何と言いましょうか。
 子どもの世代は失敗作ですから。」

カレン
「自分の子どもを失敗作と罵るか・・・。」


ミルフィール
「世界を救うという観点では・・・と言うことです。
 勿論。自分がお腹を痛めて産んだ子どもですから。
 平穏で健やかな生活を送って欲しいですよ。
 だからこそ、私が育てない方があの子達のためなんですよ。」


・・・・・・。



・・・・・。



・・・。



・・。








つまり。
ヒンメルには何も伝わっていない。
そもそもヒンメルの両親には
ショコラという叔母がいること自体知らなかった可能性がある。



それを考えると、ヒンメルが知らない可能性のほうが高いといえる。












ミルフィールが何をやっていたかはカレンは知っている。


恐らく魔王より知っているだろう。
世界を平和にするための布石。
様々な点で機関やサポートをしていたのであろう。


だが、その行動が徹底していることは理解できた。
自分の子どもに全く関与しなかったのだから。




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