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2013/11/25 (Mon) 7話

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7話「姉妹の連鎖」




再び、ビリヤードを始めようとするヒンメル。






グイ。

その前にワインを飲み干す。
味を確かめもせずに飲んでいる。
ヒンメルとしては珍しい飲み方である。
それだけイラついているのが見ていて分かる。






その後ろ姿を見て、ふとミルフィールの貰った本を思い出す。










・・・。



・・・・・。


・・・・・・・。


・・・・・・・・・。






これは私の血縁関係にあてた預言書には書いてないことなのですが。

私ミルフィールと魔王の子孫には
ショコラの家系を憎悪する遺伝子を埋め込んでいます。









『何のために?』


カレンは思わず突っ込んだ。
その答えも書いてあった。










何のために?と問われれば、

念のために。



と答えます。




前略よろしく。
ショコラの家系は条件が適合すると世界の破滅を快楽とする性格が出てきます。
人を痛めつけることで、喜びを感じる人物になるということです。













まあ、ミルミルと魔王様の子孫ならば
平和を愛する子どもたちができると思いますが。

それでも、遠い姉妹のその破滅の快楽を共有する可能性がゼロではない。


それをゼロにする為に、
私たちの子孫にショコラの家系を憎悪する遺伝子を埋め込んだのです。




・・・・・・・。




・・・・。




・・。




・。









ミルフィールは今回の事件を予見していたということか。




確かにヒンメルは世界を牛耳っている。
世界の平和に貢献しているNO1の人物は紛れもなく彼女である。
それだけの権力・財力・魔法を兼ね備えている。



ヒンメルが破滅を望むエクレアと行動をともにしたら?
・・・世界は明らかに破滅へと向かう。






そういったことを防ぐためにエクレアを憎悪する遺伝子を埋め込んだというわけか。







勿論、ヒンメルの立場やエクレアのことまで
知っていてこのようなことをしたわけではないだろう。



孫の世代ではなくて、子どもの世代だった可能性もある。
曾孫の世代の可能性もある。
断片的に見えたのだけだろう。














だから、念のため、という表記をしているのだ。









カレン
「念のため、というにはやりすぎだぜ。
 ミセス・ミルフィール。」






ヒンメル
「何か言いましたあ?」



なんでもない。
カレンはそう言って、ヒンメルがビリヤードをしているのを眺めた。




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 こんばんは。
遺伝を埋め込むですかーー 此れは また逆らえない事を…
増悪は 強い感情ですから 逆らえない 巧妙ですね。
色々と理論や道徳を説くよりも 感情かーー 確かに 凄い防御ですよ。

2013/11/26 21:58 | ウゾ [ 編集 ]


ウゾ 様へ 

すべてをかっとばした感情がやってきますからね。
結構な設定なものです。

・・・といっても、ヒンメルにとってははた迷惑極まりないものであり、
そういうことは自分で考えてやるものです。

・・ということなんですよね。

2013/11/27 06:31 | LandM [ 編集 ]


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